米男子ゴルフのメジャー第2戦となる全米オープン選手権は、14日に米ニューヨーク州・シネコックヒルズGC(7445ヤード、パー70)で開幕する。

 日本人は世界ランク10位の松山英樹(26)、今季の米ツアーで初優勝を遂げた小平智(28)と、国内予選会を突破した秋吉翔太(27)、繰り上げで急きょ切符を得た星野陸也(22)の4人が出場する。

 13日は各選手が雨の中で最終調整をこなし、万全な状態に仕上げた。

 松山と一緒に練習ラウンドを回った星野は「夢のようです。まさか、本当に、こんなにすぐに(出場が)実現するとは思っていなかった。テレビでしか見たことがない人が、目の前にいる」と興奮気味だった。

 今大会の目標を問われると、星野は「イーブンを目指します。それで1アンダー、2アンダーが出れば最高。イーブンのイメージを持っていれば、(上位も)狙えると思う」と語った。

 会場は海に囲まれているため風が強い。膝丈ほどもあるラフと、傾斜の多いグリーンが難敵になりそうだ。