日本ゴルフツアー選手会長を務める石川遼(26=CASIO)が14日、仙台市内で選手会による震災復興支援に関する福祉車両の寄贈式に出席した。

 選手会では、12年から震災復興支援として選手の獲得賞金の1%(約3000万円)を寄贈。15年からは福祉車両を岩手、宮城、福島の各県に毎年10台ずつ(15年は2度)合計150台を寄贈してきた。石川は「大きな額ではありませんが、選手たちの気持ちが被災地の皆さん、復興に携わる皆さんに少しでも伝われば。活動として長く続けていくことが重要なので、来年以降も続けていきたい」と話した。

 次週は21日開幕のダンロップ・スリクソン福島オープンにエントリー。石川が米ツアーに主戦場を移してからツアー競技となった大会で、初めての出場となる。「プロになってからは、東北で初めてプレーします。とても楽しみですし、盛り上げられたら」と意気込んだ。