ルーキーイヤーの昨年ツアー初優勝を挙げた川岸史果(23=加賀電子)が今季最高順位の2位となった。

 トップ10入りも3月のヨコハマタイヤ・プロギアの9位以来と久びさの好成績。優勝したアン・ソンジュ(韓国)、同じく2位のテレサ・ルー(台湾)との最終日最終組で優勝争いを繰り広げ「楽しかったです。ソンジュ選手がすごく良かった。後半は隙がなかったですね」と元賞金女王の強さをたたえた。

 今年はスイング変更で飛距離が伸びた分、ウエッジの距離感が合わなくなり、ドライバーも壊れるなど、調子をつかめないままツアー前半戦を終えた。17試合を終え、獲得賞金799万円で賞金ランク55位と乗り切れていなかった。

 ツアー再開初戦での好スタートに「ドライバーがしっくりきて、自信を持って振れているので、そこが大きい収穫かなと思っています」と手応えをつかんだようだった。