男子ゴルフのブリヂストン・オープン(18日開幕、千葉・袖ケ浦CC)の練習ラウンドが17日に同コースで行われた。

日本オープンで予選ラウンドを単独首位通過して話題となったアマチュアの桂川有人(20=日大2年)は、2週連続の日本ツアー挑戦。日本オープンでは最終組で回った第3ラウンド、11番パー4で「8」をたたくなど78と崩れた。「ショットはいい感じでしたが、距離感が少しだけ合わなかった分、難しいアプローチを打つことになってしまいました。いいショットをしているはずなのにボギーが来て、いつもと違う焦りというか、冷静に自分をコントロールできませんでした。もう少しできたんじゃないかという悔しさがあります」と振り返る。

通算1オーバーの33位。同学年の金谷拓実(東北福祉大)に2打及ばず、ローアマ獲得はならなかった。「(金谷は)やっぱり安定しています。自分にはないところです」と認める。一方で金谷が国際経験を積み、成長のきっかけとしてきたナショナルチームに、桂川も来年は選出が確実視されている。「日本代表として海外の試合で学んでいきたいです。メンタル面を含め、強くなっていけたら」と誓う。

前日18ホール、この日はイン9ホールをチェックして最終調整。「いつも通り、1ホール1ホール集中して、それが結果につながれば。いい緊張感をもって戦いたいです」と静かに意気込んだ。