22位から出た松山英樹(27=LEXUS)が、1イーグル、4バーディー、1ボギーの67で回り、通算12アンダー276で8位と3戦ぶり、今季3度目のトップ10入りを果たした。

スコアを2つ伸ばして迎えた後半。10番こそ唯一のボギーをたたいたが、11、12番で連続バーディーを決めると、16番パー5では、今大会初のイーグルでさらにスコアを伸ばした。

第2ラウンドまではぎりぎりで予選を通過するなど厳しいラウンドだったが、第3ラウンドの自己ベスト66に続く好スコア。マスターズ(4月10日開幕、米ジョージア州)に向け、しっかり調子を上げてきた。「いいプレーはできたと思う。スイングは小細工しながらもうまくまとめられた。予選を通る大事さがあらためて分かった。悪くても腐らずやれば良いプレーができる」と手ごたえを話した。

ロリー・マキロイ(英国)が、通算16アンダーで優勝し、ツアー通算15勝目を挙げた。タイガー・ウッズ(米国)は、通算6アンダーで30位だった。