17年の賞金王、鈴木愛(24=セールスフォース)が、1イーグル、5バーディーで、24年ぶりに女子のコースレコードを更新する65で回り、7アンダーの単独首位に立ち、令和最初の大会で好スタートを切った。

3番で今大会初のバーディーを奪うと6、7番で連続バーディー。8番パー5では、イーグルを奪って首位に浮上した。後半も2つのバーディーでスコアを伸ばし、95年の福嶋晃子、中野晶の持つコースレコード66を更新。男子を含めても87年の横島由一の65に並ぶ好スコア。「自分の人生で初めて年号が変わる。たくさん勝ちたいという思いもありますが、久しぶりにいいラウンドできて、今年初めて100点をとれたかな」と話した。

先週のフジサンケイ・レディスでは2位に入ったが、大会前の19日にタクシー乗車中に追突され腰を痛めていた。その影響が心配されたが、「まだ痛みはある」としながらも、納得のラウンドに笑みを浮かべた。

稲見萌寧(もね、都築電気)が6アンダーで2位、ジョン・ジェウン(韓国)、高木萌衣(フリー)、永井花奈(デンソー)の3人が5アンダーで3位につけた。