世界ランク日本人最高9位の畑岡奈紗(20=森ビル)が、首位と1打差3位で発進した。
5バーディー、2ボギーの69で回り3アンダー。3月の今季開幕戦以来の国内ツアー出場で、V圏内につけた。アマチュア時代の16年と、プロ転向後の17年に日本女子オープンを2連覇。国内メジャー3勝目となる大会初優勝へ「取りたい気持ちはあります」と言い切った。
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さすがの存在感だった。米ツアーを主戦場にする畑岡が、朝霧が残る前半から飛ばした。10番からのインスタート。11番パー3で、9番アイアン(I)で打った第1打をピンそば1メートルに付けてバーディーを奪う。続く12番パー4でも、7番Iで打った第2打を1メートルへ。2連続でスコアを伸ばして勢いに乗ると、前半だけで4バーディー。横風が強まった後半は伸ばせなかったが、首位と1打差3位と上出来の内容だった。
「アメリカと比べるとギャラリーが多いので、日本に戻ってきた感じがしました。前半はすごく良かったので、後半に伸ばしたかった。でも60台で回れたので、そんなに悪くはない」
国内メジャーには、こだわりがある。17歳263日だった16年10月の日本女子オープンで最年少優勝記録を大幅に塗り替え、史上初のアマチュアでメジャー制覇を達成。翌17年は、77年樋口久子以来、40年ぶりの大会2連覇を果たした。98年生まれの黄金世代で、頭ひとつ抜けた存在だった。
全英を制した渋野が時の人となり、同世代の争いは激しさを増す。畑岡と渋野は現時点で東京オリンピック(五輪)出場の最有力候補。だからこそ負けたくない思いがある。
「LPGAの冠の大会なので、取りたい気持ちはあります」
主役の座を、譲るつもりはない。【益子浩一】

