大会2連覇のかかる勝みなみ(21=明治安田生命)が65のチャージで通算14アンダー、首位と4打差から1打差2位に接近した。

「イーグルあり、OBあり、池ポチャあり。大変な1日でした」と苦笑いだ。

5番パー5(485ヤード)。「グリーンエッジ手前まで行けばいいと思った」という残り210ヤードの第2打は、4番ユーティリティー(UT)。グリーンをキャリーでとらえ、ピン1メートルにつく楽々イーグルだ。

11番パー5は第1打を左林方向に曲げ「カツン!」という派手な音とともにOBゾーンへ。おかげでダブルボギーだ。17番パー5では、左バンカーから5番UTで2オンを狙い、グリーン左手前に池ポチャ。9メートルのパーパットをねじ込み、大喜びだった。

同じ黄金世代の渋野と、予選から3日連続の同組ラウンド。「渋野さんはプレーが早くて、回りやすい」と気持ちも乗っていた。首位と1打差で臨む最終日。「とにかく1日、けがをしないように元気に笑って終わりたい。優勝とかは運も必要ですからね」と欲をかかないように気をつける。「明日は雨ですよね。滑らないように注意しないと…」。足元もゴルフも滑らなければ、今季3勝目での大会連覇が現実味を増す。