米ツアー参戦2年目で、今季初戦の山口すず夏(19)が日本勢でただ1人、決勝ラウンド進出を決めた。この日は41位スタートでクリークCをプレー。4バーディー、3ボギーの72とスコアを1つ伸ばし、通算3アンダー、48位でフィニッシュした。

「昨日よりショットが暴れていました」と言う山口は現在、ドローとフェードの打ち分けを練習中。「まだ自分のものになってなく、自信のないまま打ってしまうところがあった。昨日はアイアンが悪かったけど、今日はティーショットが悪かった。もう少し修正できるところがあるので、明日はそこを気をつけて頑張ります」。15年全米女子オープンに日本選手史上最年少の14歳で出場。国内でなく、米ツアーでプロ転向した“ミレニアム世代”の1人だ。プロデビューは昨年2月の今大会。思い出のトーナメントで残り2日、全力を尽くす。