国内女子ゴルフの上田桃子（33＝フリー）が、苦境の中でもツアー開幕を心待ちにした。

8日、ツアー第18戦資生堂アネッサレディース（7月2～5日、神奈川・戸塚CC）の中止が発表となり、自身のインスタグラムを更新した。第15戦宮里藍サントリーレディースもこの日、中止を発表。お隣の韓国では14日にツアーが再開されるが、日本ツアーは開幕の見通しがいまだに立っていない。

スポンサー契約する資生堂の大会が中止になったことで、上田は「去年は思うような結果が出せなかったので、今年こそは！　と（会場の）戸塚のゴルフ場でも練習させていただいて準備をしていたのですが、残念」とつづった。一方で「来年こそは真夏日の下で、この大会を盛り上げられるように、という気持ちでいっぱいです」と前向きに記した。

いつ試合が始まるか分からない現状にも「大変な状況に変わりはありませんが、少しずつかも知れませんが前進していると思っています。必ず来る開幕に向けて、自分なりに精いっぱい準備をして、その日を迎えたいと思います」と語った。