国内男子ツアー~全英への道~ミズノオープン最終日予定だった31日、同大会特別編が日本テレビ系で放送され、トッププロが手軽で効果的なおうちレッスン法を紹介した。

18年大会でツアー初優勝を飾った秋吉翔太(29=ホームテック)はアプローチの練習法として「ハンガー素振り」を披露。両手を離してハンガーを持ち、スイングの動きをすることで「体全体で打てるようになって、フェースローテーションがしっかりできるようになります。(他のショットの)スイングにも応用できます」と説明した。

ツアー通算31勝を誇る永久シードの片山晋呉(47=イーグルポイントGC)は「クラブを逆に持っての左手スイング」を披露した。ヘッド近くを左手だけで握り、素振りの音を体感するもので、実際に自身も取り入れている。

「このへん(ダウンスイングの後半部分にあたる右サイド)で“ビュッ”と鳴るんでなく、できるだけ先(インパクトゾーン後あたり)で音が出てくれると、当然ヘッドスピードが上がる。ハンドファーストにもなって(ボールに)当たりやすくなります」。国内プロ屈指の理論家らしく、効果を説明した。