女子ゴルフの脇元華(22)は7日、都内で会見し、GMOインターネットグループと所属契約を結んだことを発表した。上下白のゴルフウエアで登壇した脇元は「目標はナンバーワンの選手になること。GMOインターネットグループ様も、ナンバーワンになることを掲げており、同じ考えを持つ企業様からすばらしいサポートをいただけることを大変うれしく思っております」と、笑顔を交えて語った。

さらに「目標はナンバーワンなので、賞金女王になることです。米ツアーでも優勝する」と、力強く話した。今後については「5・5年計画」を実践していく考え。「23歳で年内に1勝する。24歳で複数回優勝。3年後は賞金女王。4年後は米ツアーに参戦してパリ五輪に出場。5年後は米ツアーで1勝」と話し、0・5年分を足して、2025年末までの計画を明かした。

GMOインターネットの会長兼社長の熊谷正寿氏は「インターネットの時代は共感の時代。脇元選手は、ダジャレではないですけど『華』があってネットユーザーから支持される。ナンバーワン志向と共感される華があることが、契約に至った理由です」と力説し、今後の活躍を期待していた。

この日は七夕とあって、報道陣から願い事を問われると「初優勝が早くきてくれることを願います」と話し、笑顔を見せた。オフから174センチの長身を生かしたスイング改造に取り組んでおり、ドライバーの飛距離は10ヤードほど伸びて平均240ヤード余りだという。1学年下の渋野日向子ら「黄金世代」が注目を集めるが「負けたくない」と、ライバル心ものぞかせていた。