ツアー外競技ながら、今年の男子プロ最初の国内大会は、首位と3打差の10位で出た“イケメン”の関藤直熙(せきとう・なおき、22=エブリイ)が、逆転優勝した。

9番から5連続バーディーを奪うなど、9バーディー、ボギーなし。コースレコードを更新する61で、通算14アンダーの126だった。17番パー4で9つ目のバーディーを奪って単独首位に立ち、終盤、マッチレースの展開となっていた2位の和田章太郎(24)を1打差で退けた。

関藤は国内ツアーは未勝利で、18年にプロテスト合格後はアジアンツアーの下部ツアーを主戦場としていた。19年には下部ツアーながら、2勝するなど賞金王となっていた。昨年のQT(予選会)で11位となり、今季は国内ツアーにも活躍の場を広げる計画だ。

8アンダーの単独首位で出た堀川未来夢は通算11アンダーで植松勇太と並んで3位、昨年と一昨年賞金王の今平周吾は通算9アンダーで10位、石川遼は通算5アンダーで35位だった。