女子ツアーの今季開幕戦、アース・モンダミン・カップで優勝した渡辺彩香(26=大東建託)が12日、第2戦のNEC軽井沢72(14日開幕)を前に、練習ラウンドを行い大会への意気込みを語った。

同大会が行われる軽井沢72GC北(6710ヤード、パー72)は、15年にアルバトロスとイーグルを同日に達成した縁起のいいコース。しかも、復活優勝からの連覇もかかる。

以前アルバトロスを取った16番パー5について聞かれると「ここ数年に比べ調子がよくなってきた。左の林の上から打てるから、うれしかったし成長を感じた。4番アイアンとかでねらえるんじゃないか。あそこはパー4のつもりでプレーしたい」と自信をのぞかせた。

同じ飛ばし屋として、目標とする福嶋晃子からは、優勝後に「飛ばすというのは最大の武器。飛ぶことに自信を持って。もっともっと、私を越えるぐらい頑張ってね」と励ましのメールをもらったという。

今大会の目標については「状況がいいだけに、優勝争いをしないと。今は、五輪出場を目標にするために、12月の全米女子オープンに何とか行けるように頑張りたい。そのために、あと1、2勝したい」と話していた。