女子ゴルフの西郷真央(18=大東建託)が26日、ニトリ・レディース(27日開幕)に向けて、会場の北海道・小樽CCで最終調整を行った。23日に行われた安田祐香との9ホールのマッチプレーによるエキシビションマッチでは、ショットが乱れ、1ホールも勝てずに圧倒された。それでもショットについては「昨日、今日(25、26日)で直ってきた。原因は分かっている。ちょっとしたところ」と、復調の手応えをつかんで臨む。

プロデビューとなった今季開幕戦から、2戦連続で5位と優勝争いに絡んだ。師匠の尾崎将司から呼ばれる「西郷(せご)どん」の愛称で報じられることに、18歳の最年少女子プロとあって「正直、西郷どんは、うれしくはないです」と、恥ずかしそうに笑って話す。それでも「覚えてもらえるなら全然」と、ファンが増えるきっかけになってほしいという、プロ意識の高さをのぞかせた。