世界ランク27位松山英樹(28=LEXUS)が通算1アンダーで、同1位ダスティン・ジョンソン(米国)と並ぶ首位に浮上した。

同イーブンパーの3位からスタートし、1番パー5でグリーン左バンカーからピンまで12ヤードの第3打を放り込むイーグルを決めると、その後は2バーディー、3ボギー。ホール別難易度1位の18番パー4(509ヤード)はフェアウエーから残り178ヤードをピン左5・5メートルに2オンさせてパーとし、69をマークした。

松山は「昨日と変わらずショットが曲がって、必死でパーをとり続けた感じ。一緒に回ってるDJ(ジョンソン)はいとも簡単にチャンスを作って。あんなゴルフをできれば、簡単で楽なんでしょうが、そんな余裕もなく…」と苦笑い混じりで1日を振り返った。最終日に向け「久々にここまで良い位置にいるので、まああしたね、しっかりと良いプレーができるようにがんばりたい。ティーショットとパッティングがうまく行けば勝てると思う」と話した。

通算アンダーパーはジョンソンと2人だけ。メジャー顔負けの厳しいセッティングのコースで、17年8月ブリヂストン招待以来の米ツアー通算6勝目に王手をかけた。