世界ランク7位の畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は2バーディー、ボギーなしの70でホールアウトした。6アンダーで単独首位のネリー・コルダ(米国)とは4打差、渋野日向子と同じ2アンダーで19位につけた。

序盤から立て続けにバーディーチャンスをつくりながらも、パットを決められない展開が続いた。そんな中、6番パー4でロングパットを沈めて最初のバーディー。その後も我慢の展開が続いたが、後半の11番パー5では1・5メートルのパットを沈めて2つ目のバーディーを奪った。最終18番パー5も、わずかに4メートルのバーディーパットを決められず、パーに終わると下を向いた。今大会は一昨年が48位、昨年が39位。初優勝を目指しているだけに、ボギーなしを喜ぶよりも、物足りなさそうな様子をのぞかせた。「ショットに関してはすごくいい。迷わず打てている。あとはパットを入れるだけ」と、巻き返しへ、グリーン上の修正に意欲を見せていた。