ミレニアム世代の古江彩佳(20)が今季自己ベストタイの66をマーク。首位と1打差で今季最高の2位スタートを切った。

古江は「ショットも結構よく、フェアウエーキープもできて、チャンスも多く作れました。リズムが良かったです」という。最初のバーディーは3番パー5。残り115ヤードの第3打をピッチングウエッジでピン30センチへ。ボギーなしで6バーディーを量産した。

昨年の富士通レディースでアマチュア優勝を飾り、プロ転向したホープは、今季も前々週のゴルフ5レディース2位に入るなど、安定感あるプレーを披露。平均ストローク70・6875は部門別ランク5位につける。「後はパットが入ってくれたら」という状況で、今大会から新パターを投入した。同じタイプのネオマレット型で、ヘッド重量も同じ。ヘッド上の方向性をサポートするライン、手元の重量のみ微妙に重いものを試すことで、結果に結びつけた。

「やっとパットが入ってくれました」という古江は「プロでもすごく優勝したいけど、強く思うとプレッシャーになる。ノビノビやります」と話した。