39位から出た渋野日向子(21=サントリー)は、4バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダー、140で終了時点で首位に6打差の19位に浮上した。

前週のANAインスピレーションに続き2週連続予選通過。開始の10番パー5でバーディー発進。ドライバー、ショットとも絶好調で、11番、12番、14番とバーディーチャンスにつけるがパットが入らない。前日ダブルボギーをたたいた15番パー4で、ピン手前2メートルを入れ、この日2つ目のバーディー。前半は2つスコアを伸ばし、3アンダーで折り返した。後半に入ってもショットは好調で、2番パー3で第1打をピン左2メートルにつけバーディー。パットは相変わらずで、7番パー5で2オンから2パットでバーディーを奪い、5アンダーまでスコアを伸ばした。最終9番パー4では第2打をグリーン右横の木に当てラフ。アプローチも寄らずボギー。結局4アンダーで第2ラウンドを終えた。18ホール中、バーディーチャンスは12度もあったが、決めたのは4つ。ボール1個分ぐらいのパターが入っていれば、という惜しまれるラウンドだった。「今日のショットに関しては自信を持てるくらいの内容。いいところにつけられたのに、パターを外してしまい、すごい惜しいラウンドでした」と振り返った。ショットの好調さの要因を「リズムをすごく考えて打った。ずっと心の中で“チャーシューメン”と言いながら、36ホール回っていました。それがマッチしてくれた」と明かした。最終日に向けて「今回、アンダーで最終日を迎えることができるのはすごくうれしい。今日みたいなショットができれば、今日以上のスコアを出せるように明日もしっかり頑張りたい」と話していた。