3アンダー、22位から出た渋野日向子(21=サントリー)は、4バーディー、5ボギーの72で回り、通算2アンダー、140の45位で決勝ラウンドへ進んだ。

渋野は出だしの1番パー4で、第2打をピン20センチにつけ楽々バーディー発進。5番でもピン奥1メートルにつけバーディーと、5アンダーまでスコアを伸ばした。

しかし、続く6番、7番で短いパットが入らず連続ボギー。苦しい展開となったが、後半開始の10番で4メートルのバーディーパットを沈め、再び息を吹き返した。

12番でもバーディーを奪い5アンダー。ところが、14番から再びパットに苦しみパーオンしながら3パットで3連続ボギー。2アンダーとなり、ついにスタート前よりスコアを落としてしまった。

ホールアウト後、渋野は「もう情けないのひと言。悔しいのひと言です。ショットに関しては最後(18番)の3打目以外は良かった。パットは距離感が完全に合っていなかった。読みがキャディーさんとなかなか合わなくて、考えながらやっていたら、自分が考えたラインが合っていなかった。1メートルのパットでもかなり影響した。ちょっと、どうしようもないと感じる」と苦しい胸の内を明かした。

スコアは落としたが、予選通過。決勝ラウンドで「この2日間は3パットのオンパレード。そこを減らしていかないと。36ホールでしっかりリベンジしたい」と逆襲を狙う。