渋野日向子(22=サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダー、137に伸ばし、スタート時点と同じく2位でホールアウトした。

同組で回った首位の原英莉花とは2打差で古江彩佳、西村優菜と並んだ。

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スタート前の2位を守った渋野は「締めが悪い」と1日をまとめた。笑いながら「2日続けて、やるんじゃねえって」と残念がった。第1日は5アンダーで迎えた17番で初ボギー。この日は5つスコアを伸ばした後の14番、最終18番でボギーを打った。

とはいえ、立派な折り返しだ。第1日の68に続き、69。「やっぱ、目標の“1日3つ”(3アンダー)は一応達成できてるんで。満足度は70%までは行かないけど…60ちょいか…」。前週の大王製紙エリエールレディースは最終日に5つスコアを伸ばし、今季ベストの5位に入った。その自己採点は「60点」だった。

「いい位置にいますからね。同じ点数でも(中身が)変わってきてます」。首位と2打差で残り2日は文句なしにV戦線。「攻めるとこは攻める、守るとこは守る、粘るとこは粘る。それを貫きたい」と話した。