副田裕斗(26=谷汲CC)が6バーディー、1ボギーの66で回り、優勝を果たした。2位タイは68の高柳直人、勝俣陵、小池一平、小鯛竜也、塚田陽亮の5人が入った。

副田は前半を2アンダーで折り返すと、後半は最終18番で第2打をピン横約1・5メートルにつける技ありショットでバーディーを奪うなど、スコアを伸ばして逃げ切った。この日はティーショットでフェアウエーを外したのはボギーとした17番のみ。安定したショットで今季の自身最終戦を締めくくった。副田は「今日はティーショットがすごく良かった。来年は初シード目指して頑張りたい」と喜んだ。

今大会は新型コロナウイルスの影響による大会減への処置として開催された。12月3~6日にかけて行われた、今季の賞金ランク上位者らが出場する年内国内ツアー最終戦のJT杯に出場できなかった選手ら約30人が参加し、しのぎを削った。