第1ラウンドが終了し、ジャスティン・ローズ(英国)が2位に4打差をつけて首位に立った。1イーグル、7バーディー、2ボギーの65で回り、7アンダー。特に後半は6バーディー、ボギーなしの30と絶好調だった。日本人で唯一出場の松山英樹(29=LEXUS)、ブライアン・ハーマン(米国)が69で回り、3アンダーで2位。松山は1イーグル、2バーディー、1ボギー。ショットとパットがかみ合った。2アンダーで4位のパトリック・リード、ウェブ・シンプソン(ともに米国)ら4人が追う展開となっている。

世界ランキング1位で、史上4人目の連覇を狙うダスティン・ジョンソン(米国)は、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74、2オーバーで31位発進となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、史上初めて11月に開催された昨年は通算20アンダーの大会新記録で、第1ラウンドから首位を守る完全優勝だったが、今年は首位を9打差で追う展開となった。世界ランキング2位のジャスティン・トーマス(米国)も、1オーバーの20位から巻き返しを狙う。今大会5度優勝のタイガー・ウッズ(米国)は、2月に重傷を負った自動車事故で療養中のため出場していない。