今年2勝の小祝さくら(22=ニトリ)が3バーディー、ボギーなしの69でまわり、通算3アンダー、141で暫定トップに立った。

この日は前日の第1ラウンドのスタートが遅延した影響で一部の組が日没サスペンデッドとなった。小祝らの組はギリギリで第2ラウンド18ホールを終了。ラスト3ホールは小走りで駆け抜けたと明かし「後半の途中から全部いけるんじゃないかってなって。走らないと間に合わないと思って走っていました。ラスト2ホールのパットは暗くてイメージで打った感じです。無事に最終ホールまで終えられて一安心。また明日頑張りたい」とホッとした様子だった。

暫定首位には小祝と同じく今年2勝の稲見萌寧、同1勝の岡山絵里、そしてペ・ソンウと4人が並ぶ。今年ここまで5戦の優勝者全員がそろう大混戦。小祝は「まだわからないですが、明日そのメンバーで回れるのがすごく楽しみです。明日は雨も降らない予報なので安心してプレーできますし、自分の最善を尽くしてプレーしてきたい」と意気込んだ。

2日連続で早朝から18時過ぎまでプレーしており、18年から連続試合出場を続ける小祝にも疲労の色が感じられた。「朝が結構眠くて、スタート前は布団に入りたいなって思いながら…」と振り返り、「最後の方はおなかがすいてきて、あとちょっとで終われることをモチベーションに頑張りました」と話して会見場を和ませていた。