初出場の渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、1ボギーの4アンダー、68で初日を終え、日本勢最高となる首位に4打差の14位発進となった。

この日は出だしのパー5の1番でボギーをたたいたが、続くパー4の2番でバーディーを奪ってバウンスバック。すぐにスコアを戻して勢いに乗ると、パー5の7番で約1・5メートルのパットを沈めて2つ目のバーディー。後半もアプローチがさえ、10番、13番、17番と3つのバーディーを奪ってスコアを伸ばした。

渋野は先週のシンガポールで行われたHSBC女子世界選手権で69人中67位に終わっていた。この日のラウンド後は「今の調子からすると上出来なゴルフができた」と納得の表情をみせ「明日も今日みたいにパーオンしなくてもパーがとれていれば(スコアが)オーバーしなくて済むので。そういうゴルフができるようにしたい」と明日以降の戦いを見据えた。最後は「ありがとうございました。コップンカー(ありがとう)」とタイ語も交え、シブコスマイルで締めくくった。

今大会には渋野のほか、上原彩子、畑岡奈紗、河本結が出場。渋野は19年全米女子プロ選手権覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)、フォン・シャンシャン(中国)と同組で回っていた。

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