2週前の下部ツアーでアマチュア優勝を飾った河本力(21=日体大4年)は、大学の1年後輩、中島啓太と同じ1アンダー、46位で滑り出した。スタートから13ホール連続してパーを重ね、14番パー4でボギーが先行。しかし、上がり2連続バーディーを決めてアンダーパーでホールアウトした。

「第2打のウエッジが悪かった。ティーショットは良くて、いい位置から打てているのにチャンスに全然つけられなくて」。同組だったベテラン谷原からは、ビッグドライブを打つと「すごい」とほめてもらったという。63を出したパナソニックオープン第3ラウンド(R)の前日も、最終日に64を出して優勝した下部ツアー・TIチャレンジin東条の森の第3Rも最終ホールをバーディーで締めている。「ビッグスコア前日の最終ホールはバーディー。今度も明日の自分に期待したいです」と話した。【加藤裕一】