第2ラウンドが終了し、3位から出た稲見萌寧が64のビッグスコアをマークして首位に立った。今季賞金ランキングで、現在1位の稲見を約397万円差で追う同2位の古江彩佳は、1アンダーで13位。賞金ランキング3位の小祝さくらは、11オーバーで84位に終わり、予選落ちが決まった。今大会で賞金ゼロが確定し、小祝の賞金女王の可能性は消滅した。

◆賞金女王争い 稲見と古江に絞られたといえる。3位の小祝が予選落ち、今大会の賞金はゼロで賞金女王の可能性消滅が確定。4位の西村が数字上は可能性を残すが、今大会は5オーバーの59位でギリギリ予選通過。最低でも最終日に15打差の稲見を逆転、稲見と古江がそろって下位に低迷など、限りなく不可能な条件が残っている。稲見と古江は現在396万8474円差。次戦以降の2戦の優勝賞金は、順番に1800万円と3000万円。結果次第で次戦にも、稲見の賞金女王が決まる可能性もある半面、極めて小差で最終戦を迎える可能性もある。

<通算11オーバーの84位で予選落ちした小祝>2日間でバーディーが1つしかなく、ものすごく長く感じた1週間。(賞金女王の可能性消滅は)最初から、それは分かっていたので、今になってショックはない。実力なので…。受け止めて、しっかりと頑張りたい。