地元・愛媛県出身の河本結(23=リコー)は2バーディー、ノーボギーの69で回り、イーブンパーの142の59位としたが、決勝ラウンドには進めなかった。

この日について「バーディーチャンスが少なかった。バーディーが取れなかったのが残念でした」と振り返った。予選通過まであと1打足りなかった。「今年1年かけて今のショットを良くも悪くも作ってきたので、今のショットの状態が今の私の実力と受け止めています」と淡々と話した。

地元ファンからの声援も大きかったが「声援は力になったし、地元以外の方々も遠方から応援に来てくださり、喜ばせたかったのですが、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです」とうなだれた。

賞金ランキングは59位、メルセデスポイントランキングは50位。いずれか50位までに入れば来年のシード権を獲得できるが、厳しい状況になった。今シーズンについて「去年、今年は嫌な思いもしたし、苦しい思いばかりだった。いつかこの経験をして良かった、と振り返ることができる今後を送っていきたい。道を遠回りしたというか、デコボコ道を歩いてきた1年でした」と振り返った。