李京勲(韓国)が逆転で大会連覇となる米ツアー2勝目を飾った。通算26アンダー、262。地元テキサス州出身のジョーダン・スピース(米国)が25アンダーで2位。首位で出たセバスティアン・ムニョス(コロンビア)は24アンダーで松山とともに3位だった。

李は大会史上4人目となる連覇で、米ツアー2勝目を逆転で飾った。首位に4打差の5位で出て、1イーグル、7バーディー、ボギーなしの63とスコアを9つ伸ばして回った。優勝が決まると、妻ら家族と抱き合い、昨年生まれた娘を抱っこして笑顔を見せた。「本当に素晴らしい。夢の再来だ」と喜んだ。

メジャー3勝のスピース、21年マスターズ覇者の松山らを押さえ、大接戦を制した。2番パー4でバーディー先行。前半は5バーディー、ボギーなしで後半に突入した。

12番パー5は残り238ヤードからの第2打を2オンに成功。1メートルにつけて難なくイーグルを奪取した。13番パー4でもバーディー。25アンダーで1歩抜け出した。17番パー3で約3・5メートルを沈めてナイスパーセーブ。2位のスピース、松山、ムニョスに1打差の単独首位のまま、最終18番パー5を迎えた。イーグルパットはわずかに外れたが、難なくバーディー。2位を突き放した。18番でバーディーとしたスピースの追走も1打届かなかった。

李は松山英樹や石川遼と同じ91年生まれ。12年長嶋茂雄招待セガサミー杯を含め、日本ツアーで2勝を挙げている。

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