19年大会覇者の渋野日向子(23=サントリー)が6バーディー、1ボギーの66と5つ伸ばす猛チャージで、通算9アンダー、204で、首位に5打差の2位に浮上した。ホールアウト後、英語インタビューに通訳を介して応じた後、日本語インタビューに「やっぱり上を目指したい」とメジャー2勝目に向けて意気込んだ。以下は主な一問一答。
-6月のショップライト・クラシック以来の決勝ラウンドです
渋野 思い残すことはないし(笑い)。明日もあるけど。
-戦い方は先週と何が違う
渋野 いやー、見たら分かると思うけど、私の顔。やっぱり、1日目のスコアが良かったからこそ、これだけ楽しめている。本当に久しぶりの感覚。ゴルフ自体を楽しめている。
-この3日間で1番楽しめていた。
渋野 確かに…。めっちゃ楽しかった。久しぶりに、と思えるほどです。
-(優勝した)3年前と比較すると
渋野 3年前の楽しいというのは海外が初めてで、いろいろ楽しみたいと。本当に今日はゴルフに集中して楽しめていた。というのもあるし、3年たって、いろいろ変えたり、覚えたり、それを発揮できたというショットが多かった分、本当に喜びを感じる。
-後半、良いショットを連発していた。フォローよりアゲンストの方がうまい
渋野 ハハハ。ショート(=16番パー3)ですよね。あれは手前の崖に当てて寄せる、という技術は持っていないので、とりあえずぎりぎり乗せて、奧のロングパットでもいいやという、開き直り。手前からのアプローチより、そっちのほうがパーをとれる確率が高いというのを自分が一番分かっていた。
-最終ラウンドに向けて意気込みを
渋野 昨日もスコア悪いながらも楽しめたから、どの組だろうと今日のように最後1日楽しみたいけど、今までやってきたことを発揮したい。
-スコアの差があるので(優勝は)意識しない
渋野 いやー、こんだけ風があったら、まだ分からないと思う。この位置で戦うのはちょっと久しぶりだから、ちょっと考えたい。やっぱり上を目指したいです。