6位発進した山下美夢有(21=加賀電子)は、3バーディー、4ボギーの72で回り、合計4アンダーの280で13位で大会を終えた。初のメジャー挑戦を「本当に楽しかった」と振り返った。

国内ツアーの賞金ランク1位で挑んだ大舞台。この日も強風の中で、試行錯誤しながらショットを打ち続けた。出だしの1番でボギーとしながらも、2番で第2打をピンそばにぴたりとつけてバーディー。下を向かずに、リンクスと向きあった。後半にも10、12番でボギーが重なったが、あきらめない。13番パー3でバーディー。16番でボギーの後も、直後の17番でバーディーで取り戻した。

世界のトップ選手のプレーを間近にし、大きな刺激を受けた。「まずは体を大きくして、強い球を打てるように」と課題も持ち帰る。「また日本でも頑張って、海外で戦えるように」「この4日間はすごく良い経験になった。日本に帰っても、しっかり足りない部分を挑戦しながら頑張りたい」。21歳で手にしたかけがいのない経験を、今後に生かしていく。

【詳細ライブ】渋野日向子惜しくもVならず プレーオフに1打届かず3位