沖せいら(29=フリー)が、8バーディー、2ボギーの66で回り、ホールアウト時点で6アンダーで首位に立った。終盤の16番パー4をボギーとしたが、17番パー3でティーショットを1メートル、18番パー5で第3打を2メートルにつけ、連続バーディーで締めた。

今季は4月の富士フイルム・スタジオアリス女子で2位となったが、トップ10入りは、その1試合しかない。前戦までの最近5戦は予選落ちが2度あり、最高でも49位と不調だった。それだけに「最近はショットに悩んでいたけど、ショットがすごいうまくまとまってきてくれた。パターも悩んでいたけど、それもうまく、チャンスについた時に入れられたので、いい流れになった」と、声を弾ませた。「雨が昨日降っていて、グリーンも止まるだろうなと思っていたので(バーディーは)最低で5つはほしいなと思っていた。8つという、目標以上のバーディーを取れた」と、残り2日間に向けても、手応えを感じている様子だった。