ポイント制のメルセデス・ランク、賞金ランクとも1位の山下美夢有(21=加賀電子)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位に1打差の2位。5月のサロンパスカップに続く国内メジャー2連勝に向けて好発進した。

4~6番まで3連続バーディー。ボギーなしのプレーに「比較的ショットが安定していた。重要だと思っていたティーショットはしっかりフェアウエーキープができた。そこは良かったかなと思う」。自己採点は「80点ぐらい」とつけた。

上田桃子、稲見萌寧と実力者と回った。「やっぱりリズムがいいというか。稲見さんも上田さんも淡々とプレーされるので、私もそのリズムについていった」と振り返った。

9戦連続トップ10入りするなど好調をキープし、ツアーも後半戦に突入した。昨年は休憩がない時、補食もとらなかったが、今年は1日3~4食は「とりあえず食べるように」と意識しているという。「補食はおにぎりやバナナとか。去年は後半に体重が3~4キロ落ちたが、今年はしっかりキープできている。後半につながると思う。体力面は去年とは違う」と手応えを感じている。

第2ラウンドに向けて「ピン位置が難しくなると思うので、しっかりコースマネジメントして、パー5でスコアをしっかり伸ばして行きたい」と意気込んだ。