国内ツアー通算23勝の李知姫(43=韓国)はこの日、4バーディー、3ボギーでアンダーパーの71をマークしたが、通算4オーバーの63位に終わった。

「寒さがほんとにきつくて体が動かず、スイングが思うようにできない。(ツアー終盤の大王製紙)エリエールも寒いと思っていたけど、全然違いました」。冬のコースが大ベテランのプレーに影響を与えた。

今季は20年間守ったシードを手放した。出場優先順位63位では来季ツアー前半戦の出場は主催者推薦などに限定される。韓国ツアーの永久シードを持っており、母国で現役続行の選択肢もあるが、日本でプレーを続ける方針。

「来年は3月から試合に出られそうにないし、これから時間がいっぱいできちゃった。少しゆっくりします」。最終QTのプレーで出場権のある下部のステップアップツアーは「考えたことがない」と言う。スポット参戦でレギュラーツアーを戦っていくことになりそうだ。