青木瀬令奈(30=リシャール・ミル)が2戦ぶりに復帰する。国内女子ツアー第5戦、ヤマハ・レディース葛城は30日、静岡・葛城GCで開幕。29日はプロアマ戦が行われた。青木は2週前のTポイント×ENEOSトーナメントでツアー通算4勝目を挙げたが、直後に体調不良となり、前週アクサ・レディースは欠場していた。

劇的な8打差逆転優勝の反動は大きかった。最終日からノドの痛みがあったというが、その後へんとうが腫れて、声も出なくなったという。前戦は欠場を決め、一切動かずに安静していたという。良い流れを止めてしまう不安もあったが「今後に必要な休息とプラスに考えた」と話す。

ポジティブ思考の成果か、この日のプロアマでは「良い感覚」と仕上がりの良さを実感した。今大会の目標に関しては「良い位置につけて優勝争いができるように」と、2大会ぶりの優勝を視野に入れている。