決勝トーナメントに進んだ前年2位の古江彩佳(23=富士通)が4強進出を決めた。

午前の1回戦でマヤ・スタルク(スウェーデン)を2アンド1で退け、午後の準々決勝でセリーヌ・ビュティエ(フランス)を2アンド1で破った。

準々決勝では追いかける展開を余儀なくされたが、粘り強く応戦。16番でこの試合初めてリードを奪い、勝利につなげた。「今までの戦いで一番タフな相手だった。最後まで集中できたことが勝てた理由かなと思う」とうなずいた。

現地時間でこの日が23歳の誕生日。「大好きないちごが冷蔵庫にあるかなと思う。いちごを食べたい」。大好きなフルーツで自らの誕生日を祝福するようだ。

28日の準決勝ではレオナ・マグワイヤー(アイルランド)と対戦する。2年連続決勝進出、さらには昨年逃した優勝へ向けて「しっかり休んで明日また頑張りたい」と話した。