昨年覇者の蝉川泰果(22=フリー)は3バーディー、2ーボギーの1アンダー71で54位で初日を終えた。

インスタートの前半はボギーが2つ先行。「ビックリしましたね。こんなにショットがかみ合わないかと。緊張しているつもりはなかったですけど、緊張しているのかなと思いました」。18番でもピンチを招いたが、木と木の隙間を通すスーパーショットでパーセーブした。

後半に入ると4番でこの日最初のバーディー。勢いに乗り5番もバーディーとすると、最終9番も4メートルを沈めて、アンダーで初日を締めた。

目標に掲げていた1日4アンダーとはいかず「悔しいです」と素直な気持ちを吐露しつつ、「まだ取り返せる場面があるのではないかと信じて、2日目はしっかり今日より良いプレーが出来ればと思います」と前を向いた。

アマチュアとして出場し、ツアー初優勝を飾った昨年大会も初日は「71」だった。「僕もそれは考えていました。最後のバーディーパット入れる前に思いました」。3日目に「61」をたたき出し、逆転優勝を飾っただけに「そうですね。明日出せればいいですね」。大爆発に期待だ。