首位で出た蝉川泰果(22=フリー)が4バーディー、2ボギーの68で回り、通算15アンダーの265で今季国内ツアー最終戦を制した。22歳10カ月22日での優勝は大会最年少記録。プロ初勝利となった4月の関西オープン以来、今季2勝目を挙げた。

優勝セレモニーでは「最終戦に勝てるイメージがなかった。自分でもびっくりしている」と喜んだ。4月のプロ初勝利以降は、優勝するチャンスがあったもののなかなか勝ちきれなかったと振り返る。ファンに感謝の気持ちを口にする際には涙ぐむシーンもあった。

中島啓太と並んで首位で出たこの日は、2番パー3でバーディーを挙げると、5番パー4でもさらに伸ばした。その後、中島に並ばれ、終盤には金谷拓実も加わっての優勝争いとなったが、17番パー5のバーディーで一歩抜け出し、最大の難所最終18番パー3でもパーでまとめて勝利をつかんだ。

1打差の2位に中島と金谷。最終組を回った石川遼は後半に崩れ、通算8アンダーの7位だった。

蝉川は年間獲得賞金ランキング3位以内に与えられる、来季の欧州ツアー出場権も獲得。「いずれ世界で通用する選手になりたい」と誓った。アマチュア時代も含めるとツアー4勝目を手にしたホープが、世界に羽ばたく。