初日から首位の藤本佳則(37=国際スポーツ振興協会)が5バーディー、ボギーなしの66で回り、通算15アンダーの269で5月以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。今平周吾、砂川公佑、木下稜介、竹山昂成の4人が4打差の2位。堀川未来夢ら5人が6位だった。
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37歳の誕生日を4日間首位の完全優勝で飾った。ツアー参戦から15年目の藤本は感慨を込め「すごくハッピー。誕生日より、勝てたことがうれしい」。自身初となる年間複数勝利を喜んだ。
いきなり4連続バーディーで抜け出した。1番はグリーン奥から入れ、2番(パー5)は第3打を1メートルに寄せた。前日まで悩んでいたショットが上向きで、後半はパーセーブを重ねてリードを守った。
勝因の一つはパットの安定感だが、最終日はショットに手応えを見いだしたのが大きかった。前日の競技後にヒントをつかみ、ダウンスイングの軌道を体に近づけたことでぶれを解消した。
東北福祉大出身。12年にプロ転向から5戦目で初優勝し、翌年2勝目を挙げた。だが近年は指や肩のけがでシードを失い、下部ツアーを転戦。「キャディーなしで、1人で考える」という下部での経験が生きて、優勝争いでも落ち着いて状況判断できたと話す。
13年ぶりだった前回から半年足らずでの優勝。酸いも甘いも知るベテランは「昔より力がついた」と笑った。

