4大陸選手権で2度の3位を経験し、21年6月に現役引退を表明した本郷理華さん(25)が“らしさ満点”で引退セレモニーを終えた。

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自身を代表する演目「リバーダンス」を披露し、現役さながらの細かいステップなどで場内を盛り上げた。

演技後は中京大の後輩にあたる宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が花束を持って登場。現役引退後に本郷さんが後輩を指導している姿を「いつもふざけているような理華ちゃんでも、みんながちゃんとついていく。僕と理華ちゃんのエピソードはあまりないですが『すごくいい人だな』と見ていました」と明かされた。

本郷さんは「自分が納得できるまでやりきれたのが良かった」と現役生活を振り返り「これからもきっといろいろな方に助けられて生きていくと思います。周りの方への感謝を忘れず、笑顔で自分らしく頑張っていきたい」。最後まで飾ることのない姿に、温かい拍手が贈られた。【松本航】