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柔道石井が朝青龍に弟子入り宣言

国際大会に向け渡欧する柔道男子100キロ超級の石井(撮影・菅家大輔)
国際大会に向け渡欧する柔道男子100キロ超級の石井(撮影・菅家大輔)

 柔道男子100キロ超級の石井慧(21=国士舘大)が「朝青龍流」の意識改革で北京五輪代表を狙う。8日、オーストリア国際(2月16~17日、ウィーン)に備えて渡欧。「バッシングを浴びても心が折れず、勝ち続ける横綱の精神的な強さを見習いたい」と意欲を表した。

 初場所8日目に両国国技館を訪れ、以前から大ファンだった横綱朝青龍(27)と初対面。勝負師としての心の強さを感じ取り「横綱に『今度部屋に遊びに来い』と言われた。可能なら(土俵上で)食らいつきたい」と弟子入り宣言が飛び出すほど心酔した。

 昨年7月に強迫神経症を患った。周囲の期待に応えるため、助言をすべて聞き入れようとして過度の重圧に押しつぶされた。メンタルコーチの指導で回復したが、周囲に振り回された自分の弱さを痛感。「どんな状況でも自己主張を貫く横綱」を強く意識した。

 井上(綜合警備保障)、棟田(警視庁)らとの代表争いでは、当然雑音も増える。最重量級の実績に乏しい石井には「勝利優先」「内容も大事」などと多様な声が届くはずで、本人が横綱ばりの心の強さを持たなければ、昨夏の二の舞に陥ってしまう。

 視察するフランス国際(9~10日)に出場する井上に対し「(井上)康生さんは新婚の奥さん(亜希夫人)のおいしい食事を食べているけど、僕は寮の飯。ハングリーさなら負けない」と石井。オーストリア国際から5連戦を「朝青龍イズム」で制するつもりだ。【菅家大輔】

[2008年2月9日8時58分 紙面から]

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