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条治2季ぶりV/W杯Sスケート

男子500メートルAクラスで優勝し喜ぶ加藤(AP=共同)
男子500メートルAクラスで優勝し喜ぶ加藤(AP=共同)

<W杯スピードスケート:インツェル大会>◇初日◇16日◇ドイツ・インツェル

 男子500メートルAクラスで加藤条治(23=日本電産サンキョー)が、35秒48で優勝した。05年12月トリノ大会以来2季ぶりのW杯通算4勝目、日本勢では男女通じて今季初勝利となった。長島圭一郎(日本電産サンキョー)が3位。同Bクラスでは、約1年ぶりに国際大会に復帰した清水宏保(NEC)が1位となり、来週のヘーレンフェーン大会でのAクラス昇格を決めた。女子500メートルでは吉井小百合(日本電産サンキョー)が3位に入った。

 抜群のスタートがよみがえった。6組目、アウトコースからスタートした加藤は100メートルを9秒65で通過し、バックストレートで伸びた。同走の選手の背後につけ、風圧を避ける巧みなレース運びで、屋外リンクで35秒48の好タイム。「今日は体がきれいに動いた。力がうまく氷に伝わった感じがする」という会心のレースだった。

 表彰台では何度も両手を上げた。「うれしいです。今シーズンはもう勝てないと思っていた」。0秒13差と突き放した2位ウォザースプーンは今季34秒03の世界新を出し、W杯でも出場全6レースで優勝。無敵の相手を下しての勝利が格別だった。

 05~06年シーズンのW杯開幕戦で34秒30の世界記録(当時)を出し、前半だけで3勝も、トリノ五輪500メートルは6位。昨季W杯は最終戦のカルガリー大会3位だけに終わった。一時は弱音も吐いたが、今は違う。「今日なら(今大会に不参加の)韓国勢がいてもいいところにいったと思う」と、自信も戻ってきた。

[2008年2月17日9時11分 紙面から]

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