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平成国際大・カーニー、8人抜き <第77回箱根駅伝> 平成国際大のケニア人留学生、ジョン・カーニー(3年)が、2区で14位から8人抜きの快走を見せた。区間2位だった4区のフランシス・ムヒア(3年)とと もに、初陣往路5位の原動力となった。 抜いた選手の数を、指を折って数えていた。強風の中でもカーニーの足取りは軽かった。「後ろから抜いていくのは気持ちいい。駅伝の面白いところ」と流ち ょうな日本語で話した。「花の2区」の並みいる強豪を1分以上も引き離し、区間賞を獲得。もし風がなければ、と惜しまれる圧倒的なスピードだった。 楽しみにしていたのは、自分の走りだけではない。3区の米山も区間4位の好走で、順位を落とさなかった。「1年のときはだれも僕についてこれなかった。 今はペースを上げてもついてくる」。
ケニアから届いた家族からのクリスマスカードには「箱根でがんばれ」と書かれていたという。「(沿道は)見たこともない応援だった。うれしかった」と笑顔だ
った。
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