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<1月13日更新>

第78回箱根駅伝 復路 法大結果詳報

     
*総合成績*
順位 大学名 記録
駒大 11時間05分35秒
順大 11時間09分34秒
早大 11時間09分54秒
中大 11時間12分58秒
大東大 11時間13分15秒
神奈川大 11時間16分29秒
亜大 11時間21分33秒
帝京大 11時間21分39秒
山梨学院大 11時間21分44秒
10 日大 11時間22分40秒
11 日体大 11時間23分36秒
12 関東学院大 11時間29分23秒
13 専大 11時間29分23秒
14 東海大 11時間34分19秒
法大 記録なし

 第78回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路は1月3日午前8時、往路優勝の神奈川大を先頭に、箱根芦ノ湖でスタートした。法大は、8時10分に一斉スタートとなった。6区を走るのは法大唯一の1年生の中矢(社1)。しかし中矢は同時にスタートした日体大、関東学院大、東海大の選手に大きく引き離されてしまい、15番目で小田原中継所へ。中矢にとっては厳しい箱根駅伝デビューとなってしまった。

 7区・坂野(経2)は2年生クインテットの1人。今年一番伸びた選手ということで周囲の期待も大きかったが、なかなかペースがあがらない走りが続く。1人で20キロ以上走ったのは初めて、ということが影響したのだろう。それでも坂野は前を行く東海大との差を約1分縮め、区間11位の成績でタスキを渡した。

 8区は2年連続で高橋(経4)。平塚中継所通過の時点で首位駒大との差は16分57秒、このまま行くと繰り上げスタート可能性もありうる。高橋はタスキを何としてもつなげたいという思いで走り、とうとう18キロ過ぎに前を行く東海大を捕らえた。その前の専大との差も縮め、区間6位の成績で戸塚中継所に到着。昨年は区間9位だったが、最後の箱根で素晴らしい走りを見せてくれた。

 しかし首位駒大との差は広がる一方だ。9区の土井(社3)にタスキが渡ったときには18分49秒差。繰り上げスタートまで1分あまりしかない。鶴見中継所で繰り上げになった場合、各大学で用意した予備タスキをかけてゴールすることができる。しかし今大会の法大は、往路で途切れたタスキは徳本の手の中。復路で使用している予備タスキが届かないと繰り上げ用のストライプのタスキでゴールすることになってしまう。だが土井は、スタートからものすごい勢いで走りつづけた。区間賞、さらには区間新(いずれも参考記録)ペースで専修大、関東学院大を抜き去る。最終的には区間3位だったものの、区間賞の駒大・高橋とはわずか6秒差。心配されていた繰り上げを避け、タスキは10区・久村(社4)にしっかりと渡った。

 アンカーを任された久村は一昨年も10区を走ったが、そのときは29秒差でシード権を逃すという悔しい思いをしている。しかし1万メートルの記録でははかりきれない強さの持ち主。23キロの長丁場をしっかりと走りきり、無事に東京・大手町にたどり着いた。

 来年は2、3年生の選手達に予選会突破という大きな目標がある。全員でなんとか出場権を手にして欲しい。


*法政大学 復路個人成績*(丸数字は学年)

6区(20.7キロ) 7区(21.2キロ) 8区(21.3キロ) 9区(23.0キロ) 10区(23.0キロ)
中矢章太(1) 坂野清志(2) 高橋 剛(4) 土井洋志(3) 久村幸平(4)
(15) 1:03:35 (11) 1:06:50 (6) 1:06:49 (3) 1:09:37 (8) 1:12:35

※左は区間順位。参考記録のためカッコ書きにしてある

箱根駅伝往路 徳本無念の途中棄権

     
*往路成績*
順位 大学名 記録
神奈川大 5時間36分25秒
駒大 5時間36分48秒
順大 5時間37分12秒
早大 5時間37分44秒
大東大 5時間39分33秒
中大 5時間39分47秒
帝京大 5時間42分26秒
山梨学院大 5時間42分53秒
亜大 5時間43分22秒
10 日大 5時間44分21秒
11 専大 5時間45分3秒
12 日体大 5時間47分20秒
13 関東学院大 5時間48分44秒
14 東海大 5時間50分50秒
法大 記録なし

 第78回東京箱根間往復大学駅伝競走は1月2日午前8時、東京大手町の読売新聞社前をスタートした。法大は、2年連続1区の黒田(社2)が、スタートと同時に集団を引っ張る展開を見せる。しかし全員がけん制しあい、横一線の状態が終盤まで続く。黒田は六郷橋手前でしかけるものの、集団を突き放すことが出来ず、中継所目前で先頭集団から脱落。6位で鶴見中継所に入り、タスキは2区・徳本(社4)へ渡った。

 トップと10秒差でスタートした徳本。誰もがすぐさま先頭に追いつくだろうと期待していた。しかし、序盤から本調子でないような走り。徳本は成田監督が制止しようとするのを振り切って走り続けるが、とうとう7.3キロ地点で成田監督が徳本を止めた。法大の箱根駅伝途中棄権は初めてのことで、史上最短の28キロでの棄権となった。

 徳本は大会直前、12月29日の朝練習の際に右ふくらはぎの肉離れを起こし、出場が危ぶまれていた。監督は「将来のある選手だから」と欠場させるつもりだったが、本人が直訴し、怪我を押しての出場となった。徳本にとって、法大陸上部として最後のレースだった箱根駅伝。「やれることはすべてやって、万全の状態で臨みたい」と、昨年までとは比較にならないほどの意気込みを見せていただけに、なんとも残念な結果となってしまった。

 3区の有原(経2)は14位の東海大と同時に戸塚中継所をスタートした。有原は今大会が初めての大学駅伝出場。1時間7分13秒、参考記録ではあるが、区間13位の記録で最後までしっかりと走りきった。

 続く中村(社2)は2年連続で4区を任された。東海大を引き離して一人旅が続いたが、2人を抜いて小田原中継所に12番目で入る。「決して納得いく走りではなかったが、やることはやった」と言葉を残した。

 そして5区はエントリー変更になった長嶺(経2)。しかし、もともとこの区間配置は予定されていたことである。出雲、全日本と連続してアンカーを任されていることからもわかるように、周囲の長嶺への期待は大きい。長嶺は持ち前の粘り強さで前方を走る亜大、専大を追いかけるが、終盤差を広げられてしまい、区間9位の1時間17分2秒、12番目で芦ノ湖に到着した。

 途中棄権という最も残念な結果となってしまった法大。復路は一斉スタートでの参加となる。記録は残らないが、来年に向けていい走りを見せてくれることを期待したい。

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

1区(21.3キロ) 2区(23.0キロ) 3区(21.3キロ) 4区(20.9キロ) 5区(20.7キロ)
黒田将由(2) 徳本一善(4) 有原忠義(2) 中村洋輔(2) 長嶺貴裕(2)
6 1:04:31 途中棄権 (11) 1:07:11 (9) 1:05:21 (9) 1:17:02

※左は区間順位。3区以降は参考記録のためカッコ書きにしてある

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