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第78回東京箱根間往復大学駅伝競走:2002年1月2日(往路)3日(復路) 順大V2ピンチ!エース岩水が肉離れ東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、来年1月2、3日)で連覇を狙う順大がピンチに陥った。「花の2区」を走る予定のエース岩水嘉孝(4年)が右臀部(でんぶ)周辺を肉離れしていたことが27日、分かった。現在はリハビリ中で、最悪の場合は欠場する。痛みが出たのは16日の練習後。強度のメニューをこなしたことが、故障の引き金になった。それまでは絶好調で先輩の三代直樹(富士通)が99年に出した2区(23キロ)の区間記録(1時間6分46秒)更新さえ視野に入れていた。 岩水は「今の目標は箱根のスタートラインに立つこと。痛みさえ消えれば走れます」と話した。現在は心肺機能を衰えさせないよう、水泳や自転車でリハビリを続けている。野口英盛主将(4年)は「岩水の分は自分がタイムを上げるしかない」と決意を表した。 今季の順大は前回優勝に貢献した4年生5人が主力。中でも3000メートル障害代表として今夏の世界陸上に出場した岩水は大黒柱だった。仲村明監督(34)は「この1週間を休養と考えて、試合で好結果が出ることもある」と期待した。区間エントリーは29日に発表される。【佐々木一郎】 |
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