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第47回西宮ボウル 関西の壁厚く・・・

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チーム1Q2Q3Q4Q
関東選抜
関西選抜2229

 6月30日、毎年恒例となった第47回西宮ボウル・関東学生オールスターvs関西学生オールスターのゲームが行われた。
 法大からはDE小林桂一(法3)、CB小井手智啓(法2)、RB白木周作(文4)、LB中井勇介(法2)、SF塚野祐介(営4)、OL森山誉将(営4)、DL西川岳志(文3)、DE野村和範(営2)の8選手が出場。ゲームは、昨年10年ぶりに甲子園を制したものの、実力差が謳われる関東勢が、関西勢に一矢報いることができるかが焦点となった。
 関東選抜は関西の堅いラインの前にランプレーが決まらず、パス中心の攻撃となる。QB波木(早大)からTE大矢(日大)へのパスが立て続け決まるなど、好機は作るが得点には結びつかない。それに対して関西選抜は序盤こそもたついたが、尾崎、三井、榊原の関学大勢の活躍で関東陣深くまで攻め入る。しかしK行田(近大)がFGを連続で外し、先取点を挙げることが出来ない。
 均衡を破ったのは関西選抜RB三井(関学大)。2Q終了直前、21y独走のTDを決めた。
 3Q、引き続き関西選抜がゲームの主導権を握る。関東選抜はQB中村(日体大)がパスインターセプトされる等、相手陣に攻め入ることなく関西に攻撃権を譲る場面が続く。
 4Q、関西選抜は相手のパントから得た攻撃権を生かし、QB尾崎からTE加藤(立命大)へのパスでTDを奪う。さらに直後のオンサイドキックが成功。そのままTDを奪いリードを広げる。続く関東の攻撃は、長いドライブとなったがQB中村からのパスを、関西のDB西田(神戸大)がインターセプト。またもや好機を生かせない。関西選抜はその後も伊藤(神戸大)のPRTDで関東選抜を突き放し、29−0と関東選抜を完封し勝利を収めた。
 関東選抜は4Q、流れを完全に持っていかれたのが大きかった。3Qまでもスコアでは拮抗しているが、内容は関西選抜が圧倒。オールスターゲームと言う事もあり一概にはいえないが結果として関西勢が関東を圧倒し近年謳われる西高東低の図式を示す結果となった。
 主な法大選手の成績は以下の通り。

 

FB 白木RUN att5−28y avg 5.6y
DE 小林QBsuck 1
DE 野村Fumble recover 1


東工大を完封 春季オープン戦全勝!

西宮ボウルに主将小林ら8選手選出

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チーム1Q2Q3Q4Q
法 大212055
東工大

 5月28日行われた東工大戦。法大は東工大を完封。春季オープン戦を全勝で終え、9月から始まるリーグ戦に向け順調なスタートをきった。

 また、6月30日行われる学生東西オールスターゲーム「西宮ボウル」に法大からDE主将・小林桂一(法3)、CB小井手智啓(法2)、RB白木周作(文4)、LB中井勇介(法2)、SF塚野祐介(営4)、OL森山誉将(営4)、DL西川岳志(文3)、DE野村和範(営2)の8選手が選出された。


第33回日大定期戦 20年ぶりの完封勝利

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チーム1Q2Q3Q4Q
法 大1435
日 大

得点経過
チームQTR時間プレイプレイヤーTFPG/NG得点
法 大6:00PASS#17桑野→#84森田7−0
法 大11:08RUSH#36白木14−0
法 大0:24RUSH#17桑野21−0
法 大11:32RUSH#39伊藤28−0
法 大7:16PRTD#36白木35−0

MVP  法大 RB伊藤喜章(法1)

 5月20日、大井第二球技場にて、今年で第33回をむかえる日大との定期戦が開かれた。
 かつては黄金時代を築いた日大。しかし今春のオープン戦では2部チームに苦戦を強いられる等、かつて好敵手として激戦を繰り広げた法大との差は近年開く一方である。この時期における両校の対戦は、法大の独走が続く関東リーグにとって今季を占う上でも重要な役割を持っている。今年の定期戦は、法大、日大両校、そして関東学生アメリカンフットボール界にとって、例年にも増して注目の一戦となった。
 試合は法大のレシーブで始まる。法大は序盤からQB桑野のパスが冴え、着々とゲインを奪う。先制のTDもエンドゾーン間際での桑野のパスから生まれた。日大もQB吉田を中心とした伝統のショットガンを武器に敵陣内深くに攻め込む場面が見られた。しかしオープン戦でビックプレーを連発している法大DL曾沢のQBサック、LB塚野啓のインターセプト等、法大守備陣の好守に阻まれ得点を挙げることができない。
 2Q以降も法大がゲームを支配。エースRB白木の力強いラン、そして、高校時代1試合で520yのランを記録したスーパールーキーRB伊藤喜章(日大三)の独走TD等で日大を圧倒した。伊藤はこの日、ランはもちろん、パスレシーバーとしても高い能力を見せ2TDを奪う大活躍であった。
 試合は最後まで法大ペース。20年ぶりとなる完封勝利を収めた。
 試合後、完封された日大ベンチでは名将・篠竹監督の「このまんまじゃ日大は終わり」と激しいゲキがとび、この一戦の重みを感じさせていた。
 なお、MVPには伊藤喜章が選ばれた。法大はこの勝利で日大定期戦通算成績を9勝22敗2分とした。

コメント

大森監督「(悪い意味で)結果はあの通り。チームとしてまだ出来上がっていない。全体として切れが悪い。まだ春の調整期間は2ヶ月ある。その間にもっと調整してチームを出来上がらせないといけない。今現在のチームの完成度は60%いってない。もっと高い力を持っているのに全然出し切っていない。もっといいチームになれる。
(―春季オープン戦の中で成長した選手は)やっぱり伊藤だね。センスがいい。体で出せる選手。体ができてくればもっと活躍できる選手。
(―秋にむけてどういう風にチームをもっていくか)まずチームを100%の状態に仕上げないといけない。戦術としても個人の力としても日本一を目指す。関東も関西も関係なく一戦一戦戦っていく。日本一を狙えるチームにする。」

青木助監督「最近は相手に合わせる癖がある。相手をなめてるね。今日は60点ぐらい取らないといけない試合。今日はウチは何人か抜けてたからそこから崩れたね。プレーコールも悪かった。秋には修正してチームを完成させていかないといけない。
 良かったのは伊藤。高校時代から目をつけていた。慣れてくればもっと良くなる。コース取りといいセンスといい全て良い。」


オープン戦 専大に快勝 20日は日大と対戦

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チーム1Q2Q3Q4Q
法 大132551
専 大14

 法大トマホークスは5月13日、等々力球場で専大とオープン戦を行った。
 法大はこの日もスターターはベストメンバーで臨んだ。1Qでは専大にリードを奪われる展開になったが、ゲームを通して見ると法大が終始押し気味に進め、専大を圧倒した。この日のトマホークスは、QB桑野のオプションキープ、RB白木のパントリターンタッチダウン、そしてLB塚野啓のインターセプト等、個人の力をまざまざと見せつけていた。
 しかし、ディープパスの守備、そしてキッキングに関してはPATが8本中3本と決まらず今後に課題を残す試合ともなった。

コメント

青木助監督「専修はスピードがあるチーム。春は試す時期だけど、今日はスピードのあるリーグ戦に近い形で試合が出来て良かった。試合そのものは収穫があった。スピードにも対応できたしね。でもまだ基礎的な部分とかはまだまだだけど、狙っているところとしてはいい結果が出たんじゃないかな。全てにおいて狙いどおり。
 悪かった点としてはキッキング、ペナルティーの多さ、コミュニケーション、その点に関しては課題として修正していかなければいけない。」


オープン戦慶大戦 勝利も課題残す

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チーム1Q2Q3Q4Q
法 大1522
慶 大

 5月5日、慶大とのオープン戦が等々力球場に於いて行われた。
 法大はベストメンバーでゲームに臨んだが、慶大ディフェンス陣の堅い守りに思うように攻撃できなかった。QB桑野からのパスもこの日は不発。そんな中、この日の中心となったプレーはRB白木のランプレーだった。思うように攻撃できない中でも白木の突破は確実にゲインを奪い、この日の攻撃の核となっていた。
 ディフェンス陣も慶大に深い位置へ攻め込まれる場面が多く見られ、慶大オフェンスに苦しんだ。しかし要所で見せる、ファンブルリカバー、インターセプトで、幾度も迎えたピンチをしのいだ。
 勝利はしたものの、OF、DFとも多く課題の残る試合となった。

コメント

大森監督「全然だめだね。今の時期は自分の力を全部出し切って試さなければいけない時期。一生懸命やって試さなければいけない。今日は全然だめ。
 (QB桑野について)まだまだ。これからはオフェンスのリーダーとしてやっていかないといけない。プレイスタイル、スピード、パスコントロールどれをとってみてもまだまだ。」


オープン戦開幕 一橋大を圧倒!

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チーム1Q2Q3Q4Q
法 大283069
一橋大

 4月22日川崎球場で新生トマホークスの初戦となるオープン戦が一橋大を相手に行われた。
 法大は終始一橋大を圧倒。3Qまで1つのFDをも許さず、後半からは2本目出場させたが一橋大を、完封に抑えた。
 「現時点でのベストメンバー」と青木助監督が話す、注目の布陣はQBに桑野智行(営3)が入った。桑野は昨年から取り入れたバランスアタックを中心とした攻撃から、巧みなショートパスを次々と決めた。中でもTE#87日田裕之(法3)へのパスはゲームの中でも多く見られビックゲインを連発した。キーププレイにおいても俊足を生かし確実なゲインを見せ、新QBとして初戦から大きな存在感を見せていた。
 また、新布陣において目立っていたのがTBに入った#2長村英明(法3)である。長村は小柄な体格ながらも、優れたスピードと巧みなステップで度々独走を見せた。今季他チームの脅威となる事は間違いない。
 戦術としては、フレックス、ワンバックを中心としたラン、パスを巧みに織り交ぜた攻撃が軸となり、法大伝統のI体型からのオプションはほとんど見られなかった。
 昨年の主力が多く抜けたディフェンス陣だったが、西川岳志(文3)を中心に終始ラインを制し、LB陣も志賀(すかいらーく)平本(富士通)と全日本級の主力が抜け心配されたが、昨年も活躍した中井勇介(法2)、塚野啓介(営4)等がQBサックを連発し不安を微塵も感じさせなかった。
 キッキングにおいては、昨年も活躍した後藤大地(経4)がK/Pとも務めた。この日はゴールバーが倒れるというハプニングが起こるほどの強風であった事もあり、キックを外す場面も見られたが、昨年の安定感を持ってすれば安泰といえるだろう。
 関東ではもはや独走状態ともいえるトマホークスだが、今季もその牙城は揺るぎそうに無さそうだ。

コメント

青木助監督「まあまあの出来。全てにおいてタイミングやプレーについては良かった。ただし、力強さ、基礎的な部分についてはまだまだ。個々の力をつけていきたい。
(新QB桑野選手については)思っていたような出来。良かったと思う。スターターとして初めて出て、自信をつけたと思う。
 今日のスターターはは現時点としてはベストメンバー。チームとしては順調に行っていると思う。」


連覇へ向けて新チームスタート

 法大トマホークスが連覇へ向けて動き出した。
 「更なる挑戦〜甲子園で勝つために〜」をスローガンに掲げ、悲願の甲子園ボウル制覇を成し遂げた昨年のチームに続く甲子園連覇を目指す。
 今シーズン主将を務めるのは昨年もDEとして活躍した小林桂一(法4)。一昨年怪我を克服した不屈の精神力でチームを引っ張る。
 オフェンスのヴァイスキャプテンとして選ばれたのは、昨年はクラッシュボウル、甲子園ボウルでMVPを獲得する等、もはやエースRBとしての風格漂う白木周作(文4)。ディフェンスのヴァイスキャプテンは、言わずと知れた双子の兄、ハードタックルは相手の脅威となるであろう塚野祐介(営4)が務める。
 4月22日からはオープン戦も始まり、いよいよ新生トマホークスが動き出す。

オープン戦日程
4月22日(日) (川崎フェスタ)vs 一橋大 川崎球場 16:00
4月29日(祝) (定期戦)vs 関  大 長居球技場 13:40
5月 5日(祝) (川崎クラシック)vs 慶  大 等々力球場 16:00
5月13日(日) (川崎ボウル)vs 専  大 等々力球場 16:00
5月20日(日) (定期戦)vs 日  大 大井第二球技場 13:30
5月27日(日) (定期戦)vs 東工大 等々力球場 11:00


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