トマホークス全勝でプレーオフへ! プレーオフ初戦は23日、専大と対戦
SCORE
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法 大 | 10 | 13 | 6 | 0 | 29 |
日 大 | 0 | 0 | 3 | 3 | 6 |
スターター
OF
TE | 30 | 井芹 |
LT | 76 | 森山 |
LG | 66 | 鈴木 |
C | 53 | 相馬 |
RG | 55 | 工藤 |
RT | 77 | 宮内 |
WR | 7 | 久保 |
QB | 17 | 桑野 |
UB | 36 | 白木 |
TB | 39 | 伊藤 |
SE | 84 | 森田 |
K | 12 | 柴田 |
|
DF
DE | 97 | 小林 |
DT | 78 | 西川 |
DT | 58 | 会澤 |
DE | 94 | 園田 |
LB | 57 | 鷲井 |
LB | 41 | 小菅 |
LB | 47 | 二上 |
CB | 27 | 内田 |
CB | 26 | 川畑 |
SF | 45 | 塚野 |
SF | 37 | 水上 |
P | 30 | 井芹 |
|
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プレーオフ対戦表
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プレーオフ進出を決めたトマホークス。今節は、入れ替え戦が決定した日大。法大は予想通り下級生中心のメンバーを組んできた。 試合はいきなりビックプレーから始まった。日大のキックオフを法大・中島(経4)がレシーブし独走。90ヤードを駆け抜けTD。法大オフェンスの爆発を予感させた。 しかしその後は、日大に簡単にパスを通し、オフェンスもギャンブルに失敗しターンオーバーを許す等、いまいち乗り切れない。2QからはQBを1年生の永浦(文1)に変えた。永浦はオプションを軸にした攻撃で、見事2TDを奪った。3Qに入るとQB桑野(営3)ら主力を戻し、プレーを試しているように伺われた。 4Qからは完全に主力を外し、オフェンス・ディフェンスとも下級生中心でチームをくんだ。得点こそ奪えなかったが、度々好機を演出し堂々とした戦い振りだった。 この日の勝利で法大は全勝でリーグ戦を終えた。23日から始まるプレーオフで8年連続の甲子園ボウルを賭けて戦う。プレーオフ初戦は駒沢陸上競技場で専大と対戦。トーナメントは上記の通り。また、関西では関学大と立命大が対戦。関学大が10−6で勝利し、甲子園へ大きく近づいた。次節の京大戦に勝利すると甲子園出場が決まる。 リーグ戦では余裕の戦い振りで、王者の貫禄を見せつけた法大。まだまだ爪を隠しているように見受けられる。これからが真の実力を見せつける時だ。
[Aブロック勝敗表]
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コメント
大森監督 「今日の結果は順当と言えば順当。今日の出来では不安がある。もっと自分の力を出し切らないと。今日はケガ人も多いので若手を多く使った。RBの伊藤やQB永浦、小村は良く成長した。 今年はスター選手がいないチーム。小林が中心となって引っ張ってきてくれた。スター選手がいないことで、逆に良いチームになるのではないだろうか。DFはだんだん持ち味を出してきた。OFは桑野も3年生としてはまずまずのでき。良い選手で、素質もあるから期待している。 プレーオフは相手がどこであれ、自分たちの力を出し切れれば勝てると思う。なれていると言う点ではウチが有利だと思う。」
青木助監督 「一年生ががんばってくれた。全然成長していない。不安の残る試合になった。」
得点経過
チーム |
QTR |
時間 |
プレイ |
プレイヤー |
ヤード |
TFP |
G/ NG |
法 大 |
1 |
0:19 |
KOR |
#29中島 |
90 |
K |
G |
法 大 |
1 | 10:20 |
FG |
#10後藤 |
38 |
― |
― |
法 大 |
2 |
1:58 |
RUSH |
#11永浦 |
33 |
P |
NG |
法 大 |
2 |
4:19 |
RUSH |
#39伊藤 |
7 |
K |
G |
法 大 |
3 |
1:54 |
RUSH |
#32小沼 |
85 |
K |
NG |
日 大 |
3 |
8:38 |
FG |
#1竹嶋 |
25 |
― |
― |
日 大 |
4 |
1:11 |
FG |
#1竹嶋 |
31 |
― |
― |
東大に圧勝!ブロック優勝決定!
SCORE
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法 大 | 7 | 21 | 14 | 15 | 57 |
東 大 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
スターター
OF
TE | 87 | 日田 |
LT | 76 | 森山 |
LG | 66 | 鈴木 |
C | 70 | 山口 |
RG | 55 | 工藤 |
RT | 77 | 宮内 |
WR | 9 | 山岸 |
QB | 17 | 桑野 |
UB | 36 | 白木 |
TB | 39 | 伊藤 |
SE | 25 | 久米 |
K | 10 | 後藤 |
|
DF
DE | 97 | 小林 |
DT | 78 | 西川 |
DT | 58 | 会澤 |
DE | 94 | 園田 |
LB | 43 | 塚野 |
LB | 42 | 中井 |
LB | 57 | 鷲井 |
CB | 26 | 川畑 |
CB | 27 | 内田 |
SF | 45 | 塚野 |
SF | 37 | 水上 |
P | 10 | 後藤 |
|
|
前節中大を零封。チームに勢いが出てきたトマホークス。今節の相手は4年ぶりのプレーオフ進出を狙う東大。東大は次節・中大戦の為に、今節はメンバーを落としてくるかとも思われたが、終始ベストメンバーで試合に臨んできた。この日の法大はいつも以上に気合が乗っていた。ハドル、ベンチの雰囲気がこれまでのリーグ戦とは全く違う。それが、プレーにおいても見事に現れた。 東大レシーバーのロングゲインで試合は開始。東大にエンドゾーン付近まで詰め寄られるが、土壇場で、CB川畑(法3)がインターセプト。青木助監督が「課題」と言っていたパスディフェンスで早速好プレーを見せる。 勢いに乗った法大は白木(文4)のダイブTDで先制。その後も塚野裕(法4)のQBサック、ファンブルリカバーの好プレーで東大をシャットアウトする。2Qに入ると、QB桑野のパスもヒットしだしリードを広げる。圧巻だったのは、相手エンドゾーン付近での相手パントをDL西川(文3)がチャージしたセーフティー。今季の法大DL陣を象徴する見事なビックプレーだった。 後半も一方的な法大ペース。DFの作った流れをOFが活かし、看板のRB陣がロングゲインを連発。重量ラインが持ち味の東大を突き放す。4Qは二本目で望んだにも関わらず、終始東大を圧倒した。 この勝利で法大は、次節の日大戦を残し、Aブロックの優勝、11月23日駒沢陸上競技場でのプレーオフ出場が決定した。Bブロック2位のチームがプレーオフ初戦の相手となるが、Bブロックが大混戦。現時点で専大、日体大、東海大、早大の4チームに可能性がある。しかし、どのチーム出てきたとしても、地力では確実に法大が勝る。このまま甲子園まで突き進んで欲しい。[Aブロック勝敗表]
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コメント
大森監督 「尻上がりで良くなってきた。中大戦からDFが本気になった。東大のパワーフットボウルと互角にやれたのは自身になる。スターがいない分今年のチームは良くまとまっている。プレーオフに向けてよくなってきた。」
青木助監督 「ウチのチームは、気合を入れるところを知ってる。DFは見てのとおり。リーグ戦での勝ち方を知ってるね。オフェンスはまだ色々あるから楽しみにしてて下さい。 日大戦は下級生中心で行こうと思っている。」
得点経過
チーム |
QTR |
時間 |
プレイ |
プレイヤー |
ヤード |
TFP |
G/ NG |
法 大 |
1 |
6:22 |
RUSH |
#36白木 |
2 |
K |
G |
法 大 |
2 | 3:19 |
FG |
#10後藤 |
24 |
― |
― |
法 大 |
2 | 6:15 |
FG |
#10後藤 |
40 |
― |
― |
法 大 |
2 |
8:12 |
SAF |
#78西川 |
― |
― |
― |
法 大 |
2 |
8:50 |
RUSH |
#36白木 |
2 |
K |
G |
法 大 |
2 |
11:30 |
PASS |
#17桑野→#87日田 |
4 |
R |
NG |
法 大 |
3 |
2:03 |
RUSH |
#17桑野 |
6 |
K |
G |
東 大 |
3 |
6:33 |
FG |
#25飛内 |
24 |
― |
― |
法 大 |
3 |
11:19 |
RUSH |
#36白木 |
84 |
K |
G |
法 大 |
4 |
4:55 |
RUSH |
#29中島 |
48 |
P |
G |
法 大 |
4 |
9:02 |
RUSH |
#32小沼 |
54 |
K |
G |
王者の貫禄!中大に完封勝利! 次節・東大に勝利でプレーオフ進出決定!
SCORE
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法 大 | 0 | 6 | 7 | 10 | 23 |
中 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
スターター
OF
TE | 87 | 日田 |
LT | 76 | 森山 |
LG | 66 | 鈴木 |
C | 70 | 山口 |
RG | 77 | 宮内 |
RT | 55 | 工藤 |
WR | 9 | 山岸 |
QB | 17 | 桑野 |
UB | 36 | 白木 |
TB | 39 | 伊藤 |
SE | 25 | 久米 |
|
DF
DE | 97 | 小林 |
DT | 78 | 西川 |
DT | 58 | 会澤 |
DE | 94 | 園田 |
LB | 43 | 塚野 |
LB | 42 | 中井 |
LB | 57 | 鷲井 |
CB | 26 | 川畑 |
CB | 27 | 内田 |
SF | 45 | 塚野 |
SF | 37 | 水上 |
|
|
互いに全勝でむかえた試合。中大は、昨年のメンバーが多く残り、攻守ともに鉄壁のラインを誇る。下馬評では法政対抗馬の最右翼と見られている。両チームとも2節を残すものの、事実上のリーグ優勝決定戦とも言える試合であった。 試合は、法大DF陣が見事な完封劇を見せた。学生界最強のDL陣が凄まじいまでのラッシュでQBサックを連発。リーグ二位のラッシュヤードを誇る中大OFを、わずか4つのファーストダウンに抑えた。 OFは、いつも以上にランを中心に据えた攻撃を展開。2QにQB桑野がキ―プしてTDするものの波に乗れず不安の立ち上がり。後半UB白木の2つのTDなどで突き放した。中大DFに対し、ランのアベレージ6.4yは相当な力の証明となった。 「今日は何としても勝ちたかった」と大森総監督も言うように大事な試合をものにした法大。今後の対戦と得失点差を考えるとプレーオフ進出はほぼ間違いなさそうだ。このまま勝ち続けリ―グ8連覇に向け、また甲子園ボウル2連覇に向け突き進んで欲しい。[Aブロック勝敗表]
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コメント
大森監督 「(中大は)同ブロックの中では1番良いチーム。苦戦すると思っていた。今日だけは勝ちたかった。結局スタミナの差が出たと思う。目標は甲子園で勝つことだけど、一戦一戦大事に戦っていかないといけない。 (次節の相手東大について)印象としては重たいチーム。あっちの重さとウチのスピードのどっちが勝つか、ってところだね。東大はいつも人工芝で練習してるから、大井(次節の会場大井第二球技場)だとあっちが有利かも。」
青木助監督 「(中大の)ディフェンスを止めようと思っていた。オフェンスはもう少し。 次の試合からRBをしぼり始める。桑野は今日は良くなかったが、徐々に良くはなっている。次の試合にむけてはパスディフェンスをしっかりしたい。」
得点経過
チーム |
QTR |
時間 |
プレイ |
プレイヤー |
ヤード |
TFP |
G/ NG |
法 大 |
2 |
3:00 |
RUSH |
#17桑野 |
15 |
R |
NG |
法 大 |
3 | 2:18 |
RUSH |
#36白木 |
56 |
K |
G |
法 大 |
4 | 6:57 |
RUSH |
#36白木 |
3 |
K |
G |
法 大 |
4 |
11:58 |
FG |
#10後藤 |
32 |
― |
― |
明大戦 課題残すも前半戦全勝リターン 21日 いよいよ東京スタジアムで中大戦
score
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法 大 | 13 | 3 | 7 | 14 | 37 |
明 大 | 7 | 0 | 7 | 6 | 20 |
スターター
OF
TE | 87 | 日田 |
LT | 76 | 森山 |
LG | 66 | 鈴木 |
C | 70 | 山口 |
RG | 77 | 宮内 |
RT | 55 | 工藤 |
WR | 9 | 山岸 |
QB | 17 | 桑野 |
UB | 36 | 白木 |
TB | 35 | 田中 |
SE | 25 | 久米 |
|
DF
DE | 97 | 小林 |
DT | 78 | 西川 |
DT | 59 | 久保木 |
DE | 94 | 園田 |
LB | 43 | 塚野 |
LB | 42 | 中井 |
LB | 57 | 鷲井 |
CB | 26 | 川畑 |
CB | 27 | 竹内 |
SF | 45 | 塚野 |
SF | 23 | 清水 |
|
|
2連勝中ながらも、前節・関院大戦では思わぬ苦戦を強いられたトマホークス。明大は毎年安定した力を誇る好チーム。力を試す上でも絶好の相手。リーグ前半戦を締めくくる上でも重要な試合である。 先制点は明大。QB水谷からTE田村へのパスが決まる。この日、明大のQB水谷のショート、ミドルのパスが好調。キレ・コントロール共に素晴らしく、法大のディフェンスを突く。法大もその直後、TB伊藤(法1)40y独走のTDで同点。その後も確実なランでゲインし、またもや伊藤のTDですぐさま明大を逆転する。2Q、法大はQB白木(文4)、桑野(営3)がそれぞれ一度ずつファンブル。また、桑野のパスが不調。前半ほとんど決まらず、明大のDB川上にインターセプトされるなど、攻撃のミスが目立つ。SF塚野(法4)のインターセプト、小林(法4)、野村(法2)のQBサックなどDFの随所に見せる好プレーで明大を無失点に押さえ前半を終える。 3Q、桑野のパスは前半に比べると決まるが、パスコースを見出せず、あいたスペースへのスクランブルという展開が増える。5分に伊藤へのパスでTDこそ上げるが、ランに偏った攻撃となる。それに対し明大は、水谷のパス、オープンへのRB松村のランが決まり、法大ディフェンスは苦しめられる。4Qには松村にオープンへの80y独走のTDを決められる。TFPこそ外し、わずか3点差にまで詰めよられる。その直後に法大は白木の66y独走TDでリードを奪い、会沢(文2)の好サックで流れをつかむ。最後は法大らしい着実なドライブを見せ明大を突きはなした。 明大のQB水谷が良かったこともあるが、この日の法大ディフェンスも前節と同様、パスディフェンスに課題を残した。 オフェンス陣はなんといっても、パスが課題となる。この日の桑野のパスは17試投中8の成功、53yのゲイン、もっとも長いパス成功が10y。それに加え桑野のキープが14回(白木のランが18回)と、パス攻撃の不調が見て取れる。得意の足を生かした攻撃ともとれるが、やはりバランスアタック完成の為には桑野のパスは不可欠だろう。昨年も井川のパスターゲットとして活躍したTE日田(法3)が復帰し今後の成長に期待したい。 次節の中大は昨年のメンバーを多く残し、法大の連覇を止める最右翼であろう。関東23連勝中の法大。これからの三週間でチームを修正し、万全な状態で挑んでほしい。
|
コメント
大森監督 「勝ったからいい。反省点は全部。こんなんじゃだめだ。もう一度たてなおし。ゲームしにきてるのか、勝負しにきてるのかわからない。いいところは無い。勝ったのがめっけもん。負けないだけよかった。パスもランもだめ。精度の問題。今のままじゃ日本一になれない。」 青木助監督 「全然ダメ。3週間で立て直す。」
得点経過
チーム | QTR | 時間 | プレイ | プレイヤー | ヤード | TFP | G/NG |
明 大 | 1 | 5:09 | PASS | #4水谷→#81田村 | 7 | K | G |
法 大 | 1 | 7:35 | RUSH | #39伊藤 | 40 | K | G |
法 大 | 1 | 11:34 | RUSH | #39伊藤 | 11 | K | NG |
法 大 | 2 | 3:02 | FG | #10後藤 | 32 | ― | ― |
法 大 | 3 | 5:49 | PASS | #17桑野→#39伊藤 | 9 | K | G |
明 大 | 3 | 10:38 | PASS | #4水谷→#81田村 | 18 | K | G | 明 大 | 4 | 3:32 | RUSH | #30松村 | 80 | K | NG | 法 大 | 4 | 3:56 | RUSH | #36白木 | 66 | K | G |
法 大 | 4 | 9:55 | RUSH | #36白木 | 2 | K | G |
---|
関東学院大に勝利も大苦戦!
score
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法大 | 7 | 7 | 7 | 30 | 51 |
関院大 | 0 | 7 | 7 | 7 | 21 |
|
初戦を完封で飾った法大。今節の相手は日大を倒し勢いに乗る関東学院大。巧みなパスセンスを持つQB川添、関東でも屈指のスピードとテクニックを持つRB猿渡らを擁し、今季、台風の目として注目されている。ゲームは、大方の予想では法大が圧倒すると見られていたが、予想に反し、大接戦となった。
関院大のレシーブで始まった試合。しかし、開始早々リターナーが法大の速いつぶしにボールをファンブル。法大・水上(文3)がリカバーし絶好の位置で攻撃権を得る。ショートパスで陣を進め、最後は白木のダイブで先制する。わずか2プレーで先制点を挙げ、幸先の良いスタートをきった。 その後も相手の攻撃をパントで避け、相手陣深くまで攻め入る。この日の法大は4thダウンでもキックを蹴らず、果敢にギャンブルで勝負をかけた。TB伊藤(法1)がギャンブルを成功させる等、順調だったが、エンドゾーンまで1yというところでギャンブルに失敗し、攻撃権を逸する。 2Qに入ると関院大のディープパス、RB猿渡のサイドをつくランプレーが決まりだし、最後は猿渡に決められ、同点に追いつかれてしまう。対して、法大はロングゲインこそ無いが、着々と進め、TB中島(経4)のTDで勝ち越し、前半を終える。 法大レシーブで始まった後半は、最初のドライブでTB伊藤が56yの独走TDを決めリードを広げる。ところが粘る関院大。前半尽くとめられた中央からの攻撃はやめ、終始サイドアタックと、ディープパスに徹し、ビックプレーを連発。再び一本差まで追いつく。 4Q、白木のTDで再び突き放すが、TFPのキックに失敗。関院大は川添のディープパスでTD。キックもきまり、TDとTFP一本で逆転というところまで詰め寄る。 次の法大のドライブは、前半こそ、4thダウンにギャンブルをかけたが、勝負に徹し、K後藤(経4)がFGを決める。その後は自力、スタミナ、選手層、に勝る法大が一方的に試合を進め、立て続けに得点。最後は、DL野村がインターセプトTDを見せ関院大を突き放した。 法大は、関院大の中央突破を許さず、DLの強さこそ見せ付けたが、サイド、パスディフェンスに課題を残した。オフェンスでは、QB桑野(営3)のパスが不調。多用な攻撃を持つバックス陣の攻撃が多かった。しかし、青木助監督言うようにまだチームは「成長過程」。課題を、次節以降にどう生かしていけるかが鍵となるだろう。
|
コメント
大森監督 「相手は実力ある良いチーム。年々力をつけている。法政は力をつけていない。たまたま勝てた。オフェンスもディフェンスも自分たちの形ができていない。いいものを持っているんだから、自分たちの力を出せるように練習しないと。モチーベーションを上げていかないとね。挑戦者として、自分たちの力を信じ、自分に甘えない。いいものを持ってるんだからあせらないで。 とりあえず来週の明大戦がヤマじゃないかな。」
青木助監督 「勝てて良かった。勝ちつづけているチームは受けちゃう。それはどこのチームでも同じ。ウチは、いつもそうだけど結果的には形が出せるチーム。プロセスが悪い。強いチームというのは形は出せるから、気持ちを持たせるのが難しい。 4Qは相手が疲れた。ウチのスピードにあわせると4Qは相手もさすがにバテる。最後はそこの差がでた。もっと自力をつけないと。関西のチームはそうはいかない。このままじゃ勝てない。 サイド攻撃はもともと警戒はしてたんだけど、要所要所でやられちゃったね。桑野は今悪い時期。後半戦までにはもちなおしてくれると思うよ。」
得点経過
チーム | QTR | 時間 | プレイ | プレイヤー | ヤード | TFP | G/NG |
法 大 | 1 | 0:31 | RUSH | #36白木 | 3 | K | G |
関院大 | 2 | 5:02 | RUSH | #1猿渡 | 1 | K | G |
法 大 | 2 | 8:45 | RUSH | #29中島 | 5 | K | G |
法 大 | 3 | 0:38 | RUSH | #39伊藤 | 56 | K | G |
関院大 | 3 | 7:55 | PASS | #19川添→#5高林 | 15 | K | G |
法 大 | 4 | 1:19 | RUSH | #36白木 | 25 | K | NG |
関院大 | 4 | 4:20 | PASS | #19川添→#3田所 | 31 | K | G |
法 大 | 4 | 5:58 | FG | #10後藤 | 29 | − | − |
法 大 | 4 | 7:08 | RUSH | #36白木 | 58 | K | G |
法 大 | 4 | 9:44 | RUSH | #32小沼 | 10 | K | G |
法 大 | 4 | 10:10 | INT | #90野村 | 24 | K | G |
リーグ戦開幕 横国大に圧勝! 日本一へ向けてトマホークス好発進!
score
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
法大 | 14 | 22 | 8 | 22 | 66 |
横国大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
スターター
OF
TE | 89 | 本木 |
LT | 76 | 森山 |
LG | 66 | 鈴木 |
C | 70 | 山口 |
RG | 77 | 宮内 |
RT | 55 | 工藤 |
WR | 9 | 山岸 |
SE | 25 | 久米 |
QB | 17 | 桑野 |
UB | 36 | 白木 |
TB | 39 | 伊藤 |
|
DF
DE | 97 | 小林 |
DT | 78 | 西川 |
DT | 58 | 会沢 |
DE | 94 | 園田 |
LB | 43 | 塚野 |
LB | 42 | 中井 |
LB | 57 | 鷲井 |
CB | 26 | 川畑 |
CB | 27 | 竹内 |
SF | 45 | 塚野 |
SF | 37 | 水上 |
|
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日本一へ向けてオレンジ軍団がいよいよスタートを切った。初戦の相手は横国大。今季から一部昇格した、地力有る好チームである。 試合は、序盤こそ、ややもたついたが、終始法大が主導権を握った。 法大オフェンスは昨年と同様バランスアタックを採用。春季から、さらにバリエーションを増した攻撃は正に圧巻だった。新QB桑野(営3)も、二本のインターセプトこそあったが、果敢にパスを放ち、高い成功率を残した。特にこの試合ではディープゾーンへのパスが冴えた。今後もパスプレーへの期待が高まる。 法大の看板とも言えるオフェンスバック陣も、白木(文4)、伊藤喜(法1)、中島(経4)、長村(法3)、小沼(法2)、田中(経4)ら多くの人材を擁し、春季からの成長が窺えた。無限とも言い得る多彩な攻撃。今季も他チームの脅威となるだろう。 ディフェンスは、昨季のスターターが多く残るDL陣が横国大のライン突破を許さなかった。DB陣も素早い反応で大きな突破はさせない。FDをほとんど獲らせず、終始安定した守りで、全く危なげがなかった。 まだまだ始まったばかりだが、関東8連覇、甲子園2連覇、そして日本一へ向けて視界良好だ。
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コメント
青木助監督 「がんばりました。横国大は、京大のOB教授が来て、3部リーグから成り上がってきた、骨の有るチーム。結構苦戦するんじゃないかと思った。その相手にこれだけできればナカナカなもんだと思う。でもまだまだミスは多い。関西には勝てない。 桑野も良かった。ディープパスは意識的にやった。白木もいいし、一年の伊藤、長村、中島、小沼のバック陣は夏に凄く成長した。これからも楽しみ。オフェンスもディフェンスも今日のスターターはまだ完全ではない。まだまだ入れ替わるとおもう。今年のチームは層が厚い。けが人が出ても大丈夫。 今後の課題は、OLにもっと力が欲しい。パワー、スピード共にもっとアップしていかないと。まだまだチームは成長過程です。楽しみにしててください。」
得点経過
チーム | QTR | 時間 | プレイ | プレイヤー | ヤード | TFP | G/NG |
法 大 | 1 | 6:11 | RUSH | #36白木 | 2 | K | G |
法 大 | 1 | 9:28 | RUSH | #39伊藤 | 13 | K | G |
法 大 | 2 | 0:07 | RUSH | #29中島 | 6 | K | G |
法 大 | 2 | 9:24 | RUSH | #39伊藤 | 47 | R | G |
法 大 | 2 | 11:25 | RUSH | #39伊藤 | 9 | K | G |
法 大 | 3 | 2:29 | RUSH | #36白木 | 28 | P | G |
法 大 | 4 | 1:09 | RUSH | #2長村 | 3 | R | G |
法 大 | 4 | 5:32 | RUSH | #35田中 | 34 | K | G |
法 大 | 4 | 10:40 | RUSH | #32小沼 | 21 | K | G |
法政大学トマホークス 日程
今年もアメフトシーズンがいよいよ到来。我らが法政大学トマホークスは、今季も、昨年に続く甲子園ボウル制覇、そして日本一を目指しシーズンに臨む。
関東大学一部リーグは、A・Bブロックに分かれ総当りのリーグ戦を行う。勝利に勝ち点3、引き分けには1、が与えられ、ブロック上位2チームがプレーオフに進出。プレーオフは、A1位−B2位・B1位−A2位、が戦い、その勝者が、12月2日さいたまスーパーアリーナで行われるクラッシュボウルに進出。関東王者、そして東西学生王座決定戦・甲子園ボウルの出場を懸けて戦う。
今季も法大トマホークスは、春季のオープン戦も見事全勝で終え、リーグではもはや群を抜く存在だと言えよう。主将・DE小林率いるチームは、オープン戦で高い得点能力を見せた新QB桑野、昨年の甲子園ボウルMVP・UB白木らのオフェンス陣、超大型DL・西川、学生界最強SF塚野裕らのディフェンス陣と、全く抜け目がない。一戦一戦を大事に戦えば、甲子園ボウル出場は難きことではないであろう。
注目カードは、春季こそ不祥事で活動停止となったが、昨年のスターターが多く残る中大戦。近年実力低下が謳われるが、リーグ戦までには確実にチームを完成させてくるであろう日大戦。
今季は新しく完成した東京スタジアムでのゲームも組まれている。学生界トップレベルの実力を誇るトマホークス。スタジアムでは熱い戦いを見せてくれる事だろう。是非ともスタジアムに足を運んで見て欲しい。
日時 | 対戦相手 | 会場 | 時間 |
9月16日 | vs 横国大 | 等々力硬式野球場 | 16:30 |
9月23日 | vs 関東学院大 | 川崎球場 | 13:30 |
9月30日 | vs 明大 | 等々力硬式野球場 | 11:00 |
10月21日 | vs 中大 | 東京スタジアム | 13:30 |
10月27日 | vs 東大 | 大井第二球技場 | 16:00 |
11月10日 | vs 日大 | 大井第二球技場 | 16:00 |
プレーオフ試合日程 | | | |
11月23日 | vs 専大 | 駒沢陸上競技場 | 11:00 |
12月 2日 | vs 日体大 | さいたまスーパーアリーナ | 14:00 |
甲子園ボウル | | | |
12月16日 | vs 関学大 | 阪神甲子園球場 | 13:00 |
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