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ホームアメフトホーム01'リーグ戦
 2001年春ヘ
リーグ戦:日大戦  東大戦  中大戦  明大戦 関院大戦  横国大戦 
関東大学1部Aリーグ対戦表(最終結果) 

トマホークス全勝でプレーオフへ!
プレーオフ初戦は23日、専大と対戦

SCORE
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大101329
日 大
      
スターター
OF
TE30井芹
LT76森山
LG66鈴木
53相馬
RG55工藤
RT77宮内
WR久保
QB17桑野
UB36白木
TB39伊藤
SE84森田
12柴田
DF
DE97小林
DT78西川
DT58会澤
DE94園田
LB57鷲井
LB41小菅
LB47二上
CB27内田
CB26川畑
SF45塚野
SF37水上
30井芹
プレーオフ対戦表
 プレーオフ進出を決めたトマホークス。今節は、入れ替え戦が決定した日大。法大は予想通り下級生中心のメンバーを組んできた。
 試合はいきなりビックプレーから始まった。日大のキックオフを法大・中島(経4)がレシーブし独走。90ヤードを駆け抜けTD。法大オフェンスの爆発を予感させた。
 しかしその後は、日大に簡単にパスを通し、オフェンスもギャンブルに失敗しターンオーバーを許す等、いまいち乗り切れない。2QからはQBを1年生の永浦(文1)に変えた。永浦はオプションを軸にした攻撃で、見事2TDを奪った。3Qに入るとQB桑野(営3)ら主力を戻し、プレーを試しているように伺われた。
 4Qからは完全に主力を外し、オフェンス・ディフェンスとも下級生中心でチームをくんだ。得点こそ奪えなかったが、度々好機を演出し堂々とした戦い振りだった。
 この日の勝利で法大は全勝でリーグ戦を終えた。23日から始まるプレーオフで8年連続の甲子園ボウルを賭けて戦う。プレーオフ初戦は駒沢陸上競技場で専大と対戦。トーナメントは上記の通り。また、関西では関学大と立命大が対戦。関学大が10−6で勝利し、甲子園へ大きく近づいた。次節の京大戦に勝利すると甲子園出場が決まる。
 リーグ戦では余裕の戦い振りで、王者の貫禄を見せつけた法大。まだまだ爪を隠しているように見受けられる。これからが真の実力を見せつける時だ。

[Aブロック勝敗表]

コメント

大森監督 「今日の結果は順当と言えば順当。今日の出来では不安がある。もっと自分の力を出し切らないと。今日はケガ人も多いので若手を多く使った。RBの伊藤やQB永浦、小村は良く成長した。
 今年はスター選手がいないチーム。小林が中心となって引っ張ってきてくれた。スター選手がいないことで、逆に良いチームになるのではないだろうか。DFはだんだん持ち味を出してきた。OFは桑野も3年生としてはまずまずのでき。良い選手で、素質もあるから期待している。
 プレーオフは相手がどこであれ、自分たちの力を出し切れれば勝てると思う。なれていると言う点ではウチが有利だと思う。」

青木助監督 「一年生ががんばってくれた。全然成長していない。不安の残る試合になった。」


得点経過
チーム QTR 時間 プレイ プレイヤー ヤード TFP G/ NG
法 大 0:19 KOR #29中島 90
法 大 10:20 FG #10後藤 38
法 大 1:58 RUSH #11永浦 33 NG
法 大 4:19 RUSH #39伊藤
法 大 1:54 RUSH #32小沼 85 NG
日 大 8:38 FG #1竹嶋 25
日 大 1:11 FG #1竹嶋 31


東大に圧勝!ブロック優勝決定!

SCORE
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大21141557
東 大
      
スターター
OF
TE87日田
LT76森山
LG66鈴木
70山口
RG55工藤
RT77宮内
WR山岸
QB17桑野
UB36白木
TB39伊藤
SE25久米
10後藤
DF
DE97小林
DT78西川
DT58会澤
DE94園田
LB43塚野
LB42中井
LB57鷲井
CB26川畑
CB27内田
SF45塚野
SF37水上
10後藤
 前節中大を零封。チームに勢いが出てきたトマホークス。今節の相手は4年ぶりのプレーオフ進出を狙う東大。東大は次節・中大戦の為に、今節はメンバーを落としてくるかとも思われたが、終始ベストメンバーで試合に臨んできた。この日の法大はいつも以上に気合が乗っていた。ハドル、ベンチの雰囲気がこれまでのリーグ戦とは全く違う。それが、プレーにおいても見事に現れた。
 東大レシーバーのロングゲインで試合は開始。東大にエンドゾーン付近まで詰め寄られるが、土壇場で、CB川畑(法3)がインターセプト。青木助監督が「課題」と言っていたパスディフェンスで早速好プレーを見せる。
 勢いに乗った法大は白木(文4)のダイブTDで先制。その後も塚野裕(法4)のQBサック、ファンブルリカバーの好プレーで東大をシャットアウトする。2Qに入ると、QB桑野のパスもヒットしだしリードを広げる。圧巻だったのは、相手エンドゾーン付近での相手パントをDL西川(文3)がチャージしたセーフティー。今季の法大DL陣を象徴する見事なビックプレーだった。
 後半も一方的な法大ペース。DFの作った流れをOFが活かし、看板のRB陣がロングゲインを連発。重量ラインが持ち味の東大を突き放す。4Qは二本目で望んだにも関わらず、終始東大を圧倒した。
 この勝利で法大は、次節の日大戦を残し、Aブロックの優勝、11月23日駒沢陸上競技場でのプレーオフ出場が決定した。Bブロック2位のチームがプレーオフ初戦の相手となるが、Bブロックが大混戦。現時点で専大、日体大、東海大、早大の4チームに可能性がある。しかし、どのチーム出てきたとしても、地力では確実に法大が勝る。このまま甲子園まで突き進んで欲しい。

[Aブロック勝敗表]

コメント

大森監督 「尻上がりで良くなってきた。中大戦からDFが本気になった。東大のパワーフットボウルと互角にやれたのは自身になる。スターがいない分今年のチームは良くまとまっている。プレーオフに向けてよくなってきた。」

青木助監督 「ウチのチームは、気合を入れるところを知ってる。DFは見てのとおり。リーグ戦での勝ち方を知ってるね。オフェンスはまだ色々あるから楽しみにしてて下さい。
 日大戦は下級生中心で行こうと思っている。」


得点経過
チーム QTR 時間 プレイ プレイヤー ヤード TFP G/ NG
法 大 6:22 RUSH #36白木
法 大 3:19 FG #10後藤 24
法 大 6:15 FG #10後藤 40
法 大 8:12 SAF #78西川
法 大 8:50 RUSH #36白木
法 大 11:30 PASS #17桑野→#87日田 NG
法 大 2:03 RUSH #17桑野
東 大 6:33 FG #25飛内 24
法 大 11:19 RUSH #36白木 84
法 大 4:55 RUSH #29中島 48
法 大 9:02 RUSH #32小沼 54


王者の貫禄!中大に完封勝利!
次節・東大に勝利でプレーオフ進出決定!

SCORE
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大1023
中 大
      
スターター
OF
TE87日田
LT76森山
LG66鈴木
70山口
RG77宮内
RT55工藤
WR山岸
QB17桑野
UB36白木
TB39伊藤
SE25久米
DF
DE97小林
DT78西川
DT58会澤
DE94園田
LB43塚野
LB42中井
LB57鷲井
CB26川畑
CB27内田
SF45塚野
SF37水上
 互いに全勝でむかえた試合。中大は、昨年のメンバーが多く残り、攻守ともに鉄壁のラインを誇る。下馬評では法政対抗馬の最右翼と見られている。両チームとも2節を残すものの、事実上のリーグ優勝決定戦とも言える試合であった。
 試合は、法大DF陣が見事な完封劇を見せた。学生界最強のDL陣が凄まじいまでのラッシュでQBサックを連発。リーグ二位のラッシュヤードを誇る中大OFを、わずか4つのファーストダウンに抑えた。
 OFは、いつも以上にランを中心に据えた攻撃を展開。2QにQB桑野がキ―プしてTDするものの波に乗れず不安の立ち上がり。後半UB白木の2つのTDなどで突き放した。中大DFに対し、ランのアベレージ6.4yは相当な力の証明となった。
 「今日は何としても勝ちたかった」と大森総監督も言うように大事な試合をものにした法大。今後の対戦と得失点差を考えるとプレーオフ進出はほぼ間違いなさそうだ。このまま勝ち続けリ―グ8連覇に向け、また甲子園ボウル2連覇に向け突き進んで欲しい。

[Aブロック勝敗表]

コメント

大森監督 「(中大は)同ブロックの中では1番良いチーム。苦戦すると思っていた。今日だけは勝ちたかった。結局スタミナの差が出たと思う。目標は甲子園で勝つことだけど、一戦一戦大事に戦っていかないといけない。
(次節の相手東大について)印象としては重たいチーム。あっちの重さとウチのスピードのどっちが勝つか、ってところだね。東大はいつも人工芝で練習してるから、大井(次節の会場大井第二球技場)だとあっちが有利かも。」

青木助監督 「(中大の)ディフェンスを止めようと思っていた。オフェンスはもう少し。
次の試合からRBをしぼり始める。桑野は今日は良くなかったが、徐々に良くはなっている。次の試合にむけてはパスディフェンスをしっかりしたい。」


得点経過
チーム QTR 時間 プレイ プレイヤー ヤード TFP G/ NG
法 大 3:00 RUSH #17桑野 15 NG
法 大 2:18 RUSH #36白木 56
法 大 6:57 RUSH #36白木
法 大 11:58 FG #10後藤 32


明大戦 課題残すも前半戦全勝リターン
21日 いよいよ東京スタジアムで中大戦

score
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大131437
明 大20
      
スターター
OF
TE87日田
LT76森山
LG66鈴木
70山口
RG77宮内
RT55工藤
WR山岸
QB17桑野
UB36白木
TB35田中
SE25久米
DF
DE97小林
DT78西川
DT59久保木
DE94園田
LB43塚野
LB42中井
LB57鷲井
CB26川畑
CB27竹内
SF45塚野
SF23清水
 2連勝中ながらも、前節・関院大戦では思わぬ苦戦を強いられたトマホークス。明大は毎年安定した力を誇る好チーム。力を試す上でも絶好の相手。リーグ前半戦を締めくくる上でも重要な試合である。
 先制点は明大。QB水谷からTE田村へのパスが決まる。この日、明大のQB水谷のショート、ミドルのパスが好調。キレ・コントロール共に素晴らしく、法大のディフェンスを突く。法大もその直後、TB伊藤(法1)40y独走のTDで同点。その後も確実なランでゲインし、またもや伊藤のTDですぐさま明大を逆転する。2Q、法大はQB白木(文4)、桑野(営3)がそれぞれ一度ずつファンブル。また、桑野のパスが不調。前半ほとんど決まらず、明大のDB川上にインターセプトされるなど、攻撃のミスが目立つ。SF塚野(法4)のインターセプト、小林(法4)、野村(法2)のQBサックなどDFの随所に見せる好プレーで明大を無失点に押さえ前半を終える。
 3Q、桑野のパスは前半に比べると決まるが、パスコースを見出せず、あいたスペースへのスクランブルという展開が増える。5分に伊藤へのパスでTDこそ上げるが、ランに偏った攻撃となる。それに対し明大は、水谷のパス、オープンへのRB松村のランが決まり、法大ディフェンスは苦しめられる。4Qには松村にオープンへの80y独走のTDを決められる。TFPこそ外し、わずか3点差にまで詰めよられる。その直後に法大は白木の66y独走TDでリードを奪い、会沢(文2)の好サックで流れをつかむ。最後は法大らしい着実なドライブを見せ明大を突きはなした。
 明大のQB水谷が良かったこともあるが、この日の法大ディフェンスも前節と同様、パスディフェンスに課題を残した。
 オフェンス陣はなんといっても、パスが課題となる。この日の桑野のパスは17試投中8の成功、53yのゲイン、もっとも長いパス成功が10y。それに加え桑野のキープが14回(白木のランが18回)と、パス攻撃の不調が見て取れる。得意の足を生かした攻撃ともとれるが、やはりバランスアタック完成の為には桑野のパスは不可欠だろう。昨年も井川のパスターゲットとして活躍したTE日田(法3)が復帰し今後の成長に期待したい。
 次節の中大は昨年のメンバーを多く残し、法大の連覇を止める最右翼であろう。関東23連勝中の法大。これからの三週間でチームを修正し、万全な状態で挑んでほしい。

コメント

大森監督 「勝ったからいい。反省点は全部。こんなんじゃだめだ。もう一度たてなおし。ゲームしにきてるのか、勝負しにきてるのかわからない。いいところは無い。勝ったのがめっけもん。負けないだけよかった。パスもランもだめ。精度の問題。今のままじゃ日本一になれない。」

青木助監督 「全然ダメ。3週間で立て直す。」


得点経過
チームQTR時間プレイプレイヤーヤードTFPG/NG
明 大5:09PASS#4水谷→#81田村
法 大7:35RUSH#39伊藤40
法 大11:34RUSH#39伊藤11NG
法 大3:02FG#10後藤32
法 大5:49PASS#17桑野→#39伊藤
明 大10:38PASS#4水谷→#81田村18
明 大3:32RUSH#30松村80NG
法 大3:56RUSH#36白木66
法 大9:55RUSH#36白木


関東学院大に勝利も大苦戦!

score
チーム1Q2Q3Q4Q
法大3051
関院大21
 初戦を完封で飾った法大。今節の相手は日大を倒し勢いに乗る関東学院大。巧みなパスセンスを持つQB川添、関東でも屈指のスピードとテクニックを持つRB猿渡らを擁し、今季、台風の目として注目されている。ゲームは、大方の予想では法大が圧倒すると見られていたが、予想に反し、大接戦となった。
 関院大のレシーブで始まった試合。しかし、開始早々リターナーが法大の速いつぶしにボールをファンブル。法大・水上(文3)がリカバーし絶好の位置で攻撃権を得る。ショートパスで陣を進め、最後は白木のダイブで先制する。わずか2プレーで先制点を挙げ、幸先の良いスタートをきった。
 その後も相手の攻撃をパントで避け、相手陣深くまで攻め入る。この日の法大は4thダウンでもキックを蹴らず、果敢にギャンブルで勝負をかけた。TB伊藤(法1)がギャンブルを成功させる等、順調だったが、エンドゾーンまで1yというところでギャンブルに失敗し、攻撃権を逸する。
 2Qに入ると関院大のディープパス、RB猿渡のサイドをつくランプレーが決まりだし、最後は猿渡に決められ、同点に追いつかれてしまう。対して、法大はロングゲインこそ無いが、着々と進め、TB中島(経4)のTDで勝ち越し、前半を終える。
 法大レシーブで始まった後半は、最初のドライブでTB伊藤が56yの独走TDを決めリードを広げる。ところが粘る関院大。前半尽くとめられた中央からの攻撃はやめ、終始サイドアタックと、ディープパスに徹し、ビックプレーを連発。再び一本差まで追いつく。
 4Q、白木のTDで再び突き放すが、TFPのキックに失敗。関院大は川添のディープパスでTD。キックもきまり、TDとTFP一本で逆転というところまで詰め寄る。
 次の法大のドライブは、前半こそ、4thダウンにギャンブルをかけたが、勝負に徹し、K後藤(経4)がFGを決める。その後は自力、スタミナ、選手層、に勝る法大が一方的に試合を進め、立て続けに得点。最後は、DL野村がインターセプトTDを見せ関院大を突き放した。
 法大は、関院大の中央突破を許さず、DLの強さこそ見せ付けたが、サイド、パスディフェンスに課題を残した。オフェンスでは、QB桑野(営3)のパスが不調。多用な攻撃を持つバックス陣の攻撃が多かった。しかし、青木助監督言うようにまだチームは「成長過程」。課題を、次節以降にどう生かしていけるかが鍵となるだろう。

 

コメント

大森監督 「相手は実力ある良いチーム。年々力をつけている。法政は力をつけていない。たまたま勝てた。オフェンスもディフェンスも自分たちの形ができていない。いいものを持っているんだから、自分たちの力を出せるように練習しないと。モチーベーションを上げていかないとね。挑戦者として、自分たちの力を信じ、自分に甘えない。いいものを持ってるんだからあせらないで。
とりあえず来週の明大戦がヤマじゃないかな。」

青木助監督 「勝てて良かった。勝ちつづけているチームは受けちゃう。それはどこのチームでも同じ。ウチは、いつもそうだけど結果的には形が出せるチーム。プロセスが悪い。強いチームというのは形は出せるから、気持ちを持たせるのが難しい。
4Qは相手が疲れた。ウチのスピードにあわせると4Qは相手もさすがにバテる。最後はそこの差がでた。もっと自力をつけないと。関西のチームはそうはいかない。このままじゃ勝てない。
サイド攻撃はもともと警戒はしてたんだけど、要所要所でやられちゃったね。桑野は今悪い時期。後半戦までにはもちなおしてくれると思うよ。」

     
得点経過
チームQTR時間プレイプレイヤーヤードTFPG/NG
法 大0:31RUSH#36白木
関院大5:02RUSH#1猿渡
法 大8:45RUSH#29中島
法 大0:38RUSH#39伊藤56
関院大7:55PASS#19川添→#5高林15
法 大1:19RUSH#36白木25NG
関院大4:20PASS#19川添→#3田所31
法 大5:58FG#10後藤29
法 大7:08RUSH#36白木58
法 大9:44RUSH#32小沼10
法 大10:10INT#90野村24


リーグ戦開幕  横国大に圧勝!
日本一へ向けてトマホークス好発進!

score
チーム1Q2Q3Q4Q
法大14222266
横国大
      
スターター
OF
TE89本木
LT76森山
LG66鈴木
70山口
RG77宮内
RT55工藤
WR山岸
SE25久米
QB17桑野
UB36白木
TB39伊藤
DF
DE97小林
DT78西川
DT58会沢
DE94園田
LB43塚野
LB42中井
LB57鷲井
CB26川畑
CB27竹内
SF45塚野
SF37水上
 日本一へ向けてオレンジ軍団がいよいよスタートを切った。初戦の相手は横国大。今季から一部昇格した、地力有る好チームである。
 試合は、序盤こそ、ややもたついたが、終始法大が主導権を握った。
 法大オフェンスは昨年と同様バランスアタックを採用。春季から、さらにバリエーションを増した攻撃は正に圧巻だった。新QB桑野(営3)も、二本のインターセプトこそあったが、果敢にパスを放ち、高い成功率を残した。特にこの試合ではディープゾーンへのパスが冴えた。今後もパスプレーへの期待が高まる。
 法大の看板とも言えるオフェンスバック陣も、白木(文4)、伊藤喜(法1)、中島(経4)、長村(法3)、小沼(法2)、田中(経4)ら多くの人材を擁し、春季からの成長が窺えた。無限とも言い得る多彩な攻撃。今季も他チームの脅威となるだろう。
 ディフェンスは、昨季のスターターが多く残るDL陣が横国大のライン突破を許さなかった。DB陣も素早い反応で大きな突破はさせない。FDをほとんど獲らせず、終始安定した守りで、全く危なげがなかった。
 まだまだ始まったばかりだが、関東8連覇、甲子園2連覇、そして日本一へ向けて視界良好だ。

コメント

青木助監督 「がんばりました。横国大は、京大のOB教授が来て、3部リーグから成り上がってきた、骨の有るチーム。結構苦戦するんじゃないかと思った。その相手にこれだけできればナカナカなもんだと思う。でもまだまだミスは多い。関西には勝てない。
 桑野も良かった。ディープパスは意識的にやった。白木もいいし、一年の伊藤、長村、中島、小沼のバック陣は夏に凄く成長した。これからも楽しみ。オフェンスもディフェンスも今日のスターターはまだ完全ではない。まだまだ入れ替わるとおもう。今年のチームは層が厚い。けが人が出ても大丈夫。
 今後の課題は、OLにもっと力が欲しい。パワー、スピード共にもっとアップしていかないと。まだまだチームは成長過程です。楽しみにしててください。」


得点経過
チームQTR時間プレイプレイヤーヤードTFPG/NG
法 大6:11RUSH#36白木
法 大9:28RUSH#39伊藤13
法 大0:07RUSH#29中島
法 大9:24RUSH#39伊藤47
法 大11:25RUSH#39伊藤
法 大2:29RUSH#36白木28
法 大1:09RUSH#2長村
法 大5:32RUSH#35田中34
法 大10:40RUSH#32小沼21


法政大学トマホークス 日程

 今年もアメフトシーズンがいよいよ到来。我らが法政大学トマホークスは、今季も、昨年に続く甲子園ボウル制覇、そして日本一を目指しシーズンに臨む。
 関東大学一部リーグは、A・Bブロックに分かれ総当りのリーグ戦を行う。勝利に勝ち点3、引き分けには1、が与えられ、ブロック上位2チームがプレーオフに進出。プレーオフは、A1位−B2位・B1位−A2位、が戦い、その勝者が、12月2日さいたまスーパーアリーナで行われるクラッシュボウルに進出。関東王者、そして東西学生王座決定戦・甲子園ボウルの出場を懸けて戦う。
 今季も法大トマホークスは、春季のオープン戦も見事全勝で終え、リーグではもはや群を抜く存在だと言えよう。主将・DE小林率いるチームは、オープン戦で高い得点能力を見せた新QB桑野、昨年の甲子園ボウルMVP・UB白木らのオフェンス陣、超大型DL・西川、学生界最強SF塚野裕らのディフェンス陣と、全く抜け目がない。一戦一戦を大事に戦えば、甲子園ボウル出場は難きことではないであろう。
 注目カードは、春季こそ不祥事で活動停止となったが、昨年のスターターが多く残る中大戦。近年実力低下が謳われるが、リーグ戦までには確実にチームを完成させてくるであろう日大戦。
 今季は新しく完成した東京スタジアムでのゲームも組まれている。学生界トップレベルの実力を誇るトマホークス。スタジアムでは熱い戦いを見せてくれる事だろう。是非ともスタジアムに足を運んで見て欲しい。

日時 対戦相手 会場 時間
9月16日 vs 横国大 等々力硬式野球場 16:30
9月23日 vs 関東学院大 川崎球場 13:30
9月30日 vs 明大 等々力硬式野球場 11:00
10月21日 vs 中大 東京スタジアム 13:30
10月27日 vs 東大 大井第二球技場 16:00
11月10日 vs 日大 大井第二球技場 16:00
プレーオフ試合日程
11月23日 vs 専大 駒沢陸上競技場 11:00
12月 2日 vs 日体大さいたまスーパーアリーナ 14:00
甲子園ボウル
12月16日 vs 関学大 阪神甲子園球場 13:00


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