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ホーム陸上ホーム<03年春季

全日本インカレ
最終日 4x400mリレー第2位

7月6日、横浜国際総合競技場で、第72回日本学生陸上対校選手権大会の最終日が行われた。法大は400mHで大槻雄太が4位入賞、4x400mリレーは惜しくも2位という結果であった。


2位にはいった4x400mリレー・アンカー板橋

 朝行われたハーフマラソン。中村洋輔は序盤は先頭集団で、皆を引っ張っていったが、最後のほうでずるずると後退してしまったした。岡田拓也は中間グループで、秋山和稔は粘ったが、なかなか順位を上げられなかったようだ。
 午前中に行われた予選を勝ち抜き、400mハードル決勝に進んだ大槻雄太。強豪ぞろいの決勝をむかえた。最後のカーブをまわっても混戦状態のレース。ラストのハードルを越えてから、最後の追い上げをみせて3位と僅差の4位でゴールした。
 5000m決勝、序盤先頭集団に位置していた黒田将由だが、中盤に差し掛かるあたりでわき腹を気にしつつ急激に失速。腹痛というアクシデントが襲ったようだ。本来の走りを見せることが出来ずに30位でゴール。一方長嶺貴裕、圓井彰彦は集団の中程を走っていたが、先頭争いに絡むことなくレースを終えた。
 4x400mリレー決勝。勝つためのオーダーをくんで迎えた法大。1走の1年吉冨隼はチームを引っ張るべく粘りの走りを見せ、5番手あたりで2走の伊藤友広にバトンを渡す。伊藤はバックストレートにはいったあたりで一気に前をいく他チームを抜き去りトップ東海大に僅差に迫り、ほぼ同時にバトンがわたった。今日400mハードル予選・決勝と2本レースを消化した3走大槻雄太。バトンを受け取った直後はやや東海大に後れをとった。 ラストの直線で一気に東海大をかわし、差をつけてアンカー板橋慎治に。けがをおしての出場だという板橋。板橋は追ってくる東海大との差を縮められないように必死に走った。最後のコーナーをまわるあたりまで、法大はトップ。だが、その後残り数十メートルで東海大に抜かれてしまい惜しくも2位という結果になった。記録は3分06秒64と関東インカレのときより2秒近くタイムを縮め、更にはチームベストもたたき出した。

・監督
今日は惨敗でした。長距離でいえば、先日の予選会にあわせていたので、あまり準備ができなく、試合前はみんないい調子ではなかった。これからは、箱根予選をはじめ駅伝に向け、合宿でアップダウンなどしっかりと対策をしたい。短距離もリレー以外散々だった。夏に向け、故障しないような身体作りをさせたい。

・苅部コーチ
「見せ場作った。勝てなかったのは残念。個人で計算すると東海大学が抜けている中よくがんばった。、板橋を使ったのは一か八かの賭けだった。春先で故障し、関東インカレを欠場し、今大会でも400m、4×400mR予選も欠場していた。最後の大きな大会だったから足がきれても走っていただろう。よくやってくれた。優勝で飾ってくれればよかったんだけど。作戦としては、伊藤を2番手に持っていき、吉冨が4,5番手を走り伊藤が先頭に立ち、大槻で突き放し、板橋が粘りきるという作戦で、うまくいったと思う。(三段跳び9位の梶川について)今大会前に故障し、練習もあまりできず、無理して今大会にあわせてきたので仕方がない。16mは超えてくれるだろう。まじめだし、これからの法大をひっぱってくれる選手です。(今大会の総括)個人はよくなかったが、リレーが4×100mRで法大記録を樹立するなどよかった。今後につながると思う。リレーで勝つことを目標にしてやっている。リレーはレベルの高い選手を4人揃えないといけないので勝つのがすごく難しい。リレーさえ勝てればなんでもいい(笑)それに陸上は基本的に個人種目なので、チームでやるということに憧れがれるというのもあるのでリレーをがんばりたいね。」

・大槻選手
(400mHの決勝では4位入賞でしたが?)全然満足してません。走りの調子は悪くなかったけど、関東インカレ、日本選手権と、続いて、疲れました。だからそこが影響してしまったのだと思います(以前は49秒台を狙うとおっしゃっていましたが?)今も、それを目標に走っています。ただ今回は疲労がたまっていて、日程的に余裕のある調整が出来ませんでした。狙ったことは狙ったんですが、やはり大変でした(4×400mRでは第3走者でデットヒートを繰り広げましたが)
とても競っていて楽しかったです。僕は高校時代から3番目に走っているんで、今回特に意識したことはなかったけど、とにかくトップでバトンを渡したかった。最後は残念だったけど、楽しかったです(今後の調整などは?)一応秋に国体などがあるんですけど、大きいものは今日で終わりです。今はとにかく休養したいです。
今日も3本走って疲れました。休養したら、いつもどおり練習して調整に励み、次に備えたいです。

・伊藤選手
今日の目標は優勝、東海大に勝つこと。4年が2人が抜ける今年が一番狙えるから、チームとしての意識も高かった。大学入って初めての2走で緊張はしたけど、トップにたって1番で渡すのが目標だったから、思い描いてたとおりの展開だった。悔いはない。群を抜いて強い東海大と勝負ができた、今季ベストの戦いだったと思う。
(今後の目標は?)45秒台が出そうな感触はある。来年のアテネを目標にして、体調、条件がそろえば今年中にきっておきたい

・吉冨選手
今日の目標は優勝。個人としては東海大の選手と近い位置でバトンを渡すこと。(試合前にメンバーと何か言葉を)このメンバーで走るのは今日で最後、悔いが残らないように楽しんではしろう。スタートラインにたってみると全国の決勝という独特の、異様な雰囲気を感じた。実際走っているときは1位の人に離されないようにと。思いっきりいこうと思った。今日のコンデションは万全。精神的にも盛り上げていけた。緊張はしていました。(結果について)勝つためのオーダーでのぞんだ。東海大にも勝つつもりだった。優勝にこだわっていた。板橋選手がけがをしていたにもかかわらず途中まで1位でチームベストも出せた。今後の目標は個人としては、47秒0をきること。リレーでは4年生が2人ぬけてしまうので、伊藤選手と盛り上げていきたい。

 

*法政大学 個人成績*
種目 成績 選手名  記録
ハーフマラソン 12位 中村洋輔 1時間05分08秒
32位 岡田拓也 1時間05分49秒
56位 秋山和稔 1時間07分21秒
400mH 4位 大槻雄太 50秒96
予選敗退 堀田尚利 51秒51
200m 準決勝敗退 奥野裕嗣 22秒59
4x400mリレー 2位 吉冨伊藤大槻板橋 3分06秒64
5000m 17位 長嶺貴裕 14分20秒54
24位 圓井彰彦 14分36秒20
30位 黒田将由 14分52秒58

 

7月5日、横浜国際総合競技場で、第72回日本学生陸上対校選手権大会(二日目)が行われた。その中で4×400mR予選では予選突破を果たし、7月6日に行なわれる決勝へと駒を進めた。また、4×100mR決勝は活躍が期待されるも7位に終わった。


7/5の4×400mRでは見事な走りを魅せた伊藤

・苅部コーチ
 「(4×100mR決勝について)順位は残念だけど、記録はよかった。たぶん法大新記録。まわりの大学が強いね。ただ、悲観することはない。4年生がいないからまだ伸びる可能性が十分にある。バトンみすもあったから、なければ4〜5位は狙えたと思うし。最近は決勝にも残っていなかったから新しい一歩として捉えています。(7/6の4×400mR決勝について)優勝を狙っています。確かに東海大学は強いが、うちが大会記録を持っているし、負けられないです。(7/6に400mH出場予定の大槻について)調子はいいです。自己記録更新となる49秒台も狙えるのでは。」

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
種目 成績 選手名 記録
110mH準決勝

決勝進出ならず

高橋誠A 14秒42
決勝進出ならず 西畑宏史B 14秒29
3000mSC予選 予選敗退 中矢章太B 9分10秒53
4x100mR 7位 菅沢、奥野、田中、泉山 39秒70

 

 7月4日、第72回日本学生陸上競技対校選手権大会・第一日目が横浜国際総合競技場で行なわれた。短距離種目の400mでは関東インカレにて同競技を優勝し、好調の伊藤友広(経3)に期待が集まったが、決勝には進んだもののアクシデントの影響もあり7位に終わった。また、長距離種目でも10000mに長距離主将の長嶺隆裕(経4)が出場するが10位とふるわなかった。


準決勝では鋭い足を魅せた伊藤

400m決勝  余裕で決勝進出をきめた伊藤。だが直後、不運が襲う。ふくはらぎにケイレンが起きてしまった。決勝は不運が続き大外9レーンスタート。立ち上がりはまずまずだったが、そこからは足の影響でスピードが乗らずに最初の直線で選手一人に抜かれてしまう。そのあともスピードがつかず、最後の直線で次々と交わされ最下位の7位でのゴールとなった。
 

・成田監督
 「いいのはリレーだけ。伊藤は惜しかったけど。長嶺は調子が悪かったから仕方がない。全体的に調子が悪いが悪いなりにやっていきたい。」

・苅部コーチ
 「4×100mRがよかった。40秒きったのは法大にとって何年ぶりかの出来事。タイムとしても多分二番目にあたると思う。リレーで活躍してくれると盛り上がるので期待している。伊藤は怪我があったり、レーンが悪かったりと惜しかった。調子はいいからマイルリレーでがんばってもらいたい。」

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
種目 成績 選手名 記録
100m

予選敗退

奥野裕嗣B 10秒67
予選敗退 清水祐亮B 10秒78
予選敗退 菅沢崇裕@ 10秒78
400m 7位 伊藤友広B 47秒78
1500m 予選敗退 下田篤B 3分58秒39
10000m 10位 長嶺貴裕C 29分58秒72
4x100mR予選 3位(決勝進出) 菅沢、奥野、田中、泉山 39秒99
三段跳び 9位 梶川洋平A 15m74

 

 6月14日、夢の島陸上競技場。梅雨の到来を告げる雨が降りしきる中、11月に行われる全日本大学駅伝へのキップをかけて20校が予選会に臨んだ。前評判こそよくなかったものの、法大はそれを覆す大活躍を見せ、見事上位を独占してトップ通過を果たした。

 昨年以来、不調が続いていた法大長距離陣。しかし今大会では、これまでの鬱憤をはらすような素晴らしい走りを見せてくれた。教育実習で調整が間に合わなかった長嶺を除き、全員が各組で4位以内に入るなど、「満足の行く結果」(成田監督)を残すことができた。

<1組目>
 1組目は秋山和稔(2)と岡田拓也(社2)が出場。レースは秋山が積極的に前に出てレースを引っ張り、岡田は3〜5番手について様子を伺う展開に。両者とも中盤に順位を少し下げるが、大きく崩れることなく安定した走りを見せた。そしてラスト2週。再び上位につき、ラストスパートに勝負をかけた。一気にペースを上げ、トップに踊り出るとそのまま1,2フィニッシュでゴールした。

<2組目>
 2組目出場は佐藤浩二(3)と原田誠(2)。監督からの指示は「(各組で)10位以内に入ればいい」というものだったが、トップ通過を狙いレースに臨んだ。2人は先頭で快調に周回を重ねていくが、終盤になり国学院の選手にかわされてしまう。結果、原田が2位、佐藤は3位でゴール。本人たちは納得がいかないようだが、見事に指示以上の結果を残した。

<3組目>
 勢いに乗る法政の3組目は、今年度の法政の中核を担う中村洋輔(社4)とその先輩に勝るとも劣らない力をもつルーキー、圓井彰彦(社1)。序盤、中村が先頭に出るものの、ゆっくりとしたペースでレースは始まった。圓井も先頭集団で好位置をキープ。その後は先頭集団で牽制しあっていたのか、ペースのアップダウンが多かった。終盤に入ると、順位を下げていた中村が猛烈なスパートをかけ、前を行く圓井をゴール直前でかわして3位でゴール。1秒ほど遅れて圓井も4位でレースを終えた。

<4組目>
 この時点で法政の予選突破は確実となった。最後となる4組目に出場したのは、主将・長嶺貴裕(経4)とエース・黒田将由(社4)だ。レース開始直後に黒田が仕掛けてきた。そのまま黒田主導でレースが展開する中、教育実習のため調整する時間がなかった長嶺はずるずると順位を下げていってしまう。そしてレースも終盤に差し掛かった。各選手がスパートをかける中、長嶺は維持を見せて中盤から保ってきた位置をキープして19位に。黒田は30分を切る好走を見せたが、結果は2位に終わった。

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
        
種目 成績 選手名 記録
10000m
1組

1位

秋山和稔A 30.18.08
2位 岡田拓也A 30.18.80
2組

2位

原田 誠A 30.29.54
3位 佐藤浩二B 30.30.30
3組

3位

中村洋輔C 30.08.37
4位 圓井彰彦@ 30.09.42
4組

2位

黒田将由C 29.42.83
19位 長嶺貴裕C 30.07.88

 

*コメント*
・成田監督
「今日は本当に上出来です。満足のいく結果だった。圓井はタイム的には(チーム内で)4番目くらいの選手。今日の結果で十分主力として通用する確信を得ることができた。本選は箱根の予選会の後だが、夏の合宿などを通して対応していく。」

・秋山和稔A
「29分を出したかったが、前半遅れてしまったのでしょうがない。これは今後の目標。レース中は真ん中にいると疲れるので、先頭についていくことにした。ペース配分とかは全然決めなかったけど、最後は『行くしかない!』って感じだった。レース前に岡田と話していた1.2フィニッシュが決められて良かった。」

・岡田拓也A
「秋山に最後抜かれたのが悔しかった。最近は調子も上がってきていたし、練習もできていた。1組だったし、秋山との1,2フィニッシュで全体を良い雰囲気に持っていきたかった。今後はもっと安定した走りができるようにしたい。」

・原田 誠A
「成田監督に8000mまでは我慢して、そこからは自由にやれと言われていたので、スパートかけるタイミングは、そのときの状況に任せようと。それでも最後抜かされたのは、自分の力不足。今日は結果オーライという感じで。10位以内と浩二さんに勝つことが目標でした。今年は箱根にむけて頑張りたい。予選にも出る!」

佐藤浩二B
「後輩(原田)に負けたのが悔しい。怪我してやっと調子上がってきたから、今日はトップ狙いで挑んだ。でも結果はいまいち。満足できるものではない。3年だし、引っ張ていく立場だと思うので、練習して故障せずに今年こそ箱根を走れるように頑張っていきます。」

中村洋輔C
「結果(トップ通過)は予想通り。自分の結果もそこそこ満足している。ただ、今回のレースの展開は好きなものではなかった。1年の圓井が同じ組にいるので強烈に意識していた。絶対に負けられない、と思っていたし、最後の直線でかわせたのはその気持ちのおかげだと思う。本選に向けて、これからも頑張って練習をこなしていきたい。」

圓井彰彦@
「最初は緊張したが、スタートラインに立って、テントの所にいる知り合いをみたらリラックスできた。自分は調子が悪く、足もはっていたけど、走ってみたら案外楽になった。今日はゆっくりとしたペースだったので、最後はやられたけど、最後までついていくことができた。」

黒田将由C
「今回の結果(トップ通過)は当然という感じだが、個人としての2位は正直不満だ。けれどもこの悪天候の中で、自分の力を出し切ることができたと思う。ケガも完全に直って、今は問題はない。チームの調子が好調なのでこの調子を維持していければ、今年のうちはかなり強い。」

長嶺貴裕C
「今日の走りには納得いっていない。教育実習に行っていたから先週は先週に参加できなかったし。みんな走れていて、ちゃんと練習できていたんだな、と思った。1,2年の好調さが3,4年にいい刺激になっていて、チームの向上につながっている。今年のチームの最初のレースで、いいスタートを切れてよかった。今年は故障者がなく、シーズンを迎えられるように頑張ります。個人としては、来月の全カレで入賞することが目標です。」


 5月18日、横浜国際総合競技場で、第82回関東学生陸上対校選手権大会(最終日)が行われた。400mH決勝では、大槻雄太(経4)が、50秒37で見事優勝を飾った。4x400mR決勝では、法大は準優勝と健闘。5000m決勝は、黒田将由(経4)が3位入賞、1年生の圓井彰彦(社1)が6位にはいる活躍を見せた。また、三段跳びの梶川洋平(経2)は惜しくも3位に終わった。

 400mH、最終コーナーをまわり最後の直線をトップで走る大槻。最後の1台を越えると追いかけてくる他選手を置き去り、そのままゴールに駆け込んだ。「調子はよくないので、記録よりも勝つことを狙って挑んだ」というこの試合。狙いどうり見事初優勝を果たした。
 4x400mRは、東海大がトップを独走し、2位以下が混戦のなか、法大は3走の大槻に5位でバトンが渡った。大槻は追い上げを見せ、3位に順位をあげてバトンを400mで優勝したアンカー伊藤友広(経3)に任せた。伊藤は持ち前のスピードで前を行くチームを抜き去り、更に前を独走する東海大を必死に追いかけた。しかし、一歩及ばず3分8秒40の準優勝。大槻は、「やるからには勝ちたかった」とコメントを残した。
 1回目をファールで終えた三段跳びの梶川。2回目に見事15m61を跳ぶ。3回目もまたファールながらも2位で決勝に進んだ。決勝では、3回の試技すべてがファールとなってしまい、最終的には3位という結果に終わった。
 5000mは序盤黒田、圓井ともに集団の後方から様子をうかがう感じ。周回を重ねてゆくにつれ、2人とも段々と順位を上げ、終盤先頭集団にまでくいこんだ。先に仕掛けたのは圓井。3位につけ前を行く選手を追った。しかし途中で失速、ラストスパートした黒田らに抜かれてしまう。黒田は、スピードをあげてゆき、後続を振り切り3位という好成績でゴール。粘りを見せ、6位に踏みとどまり、大学最初のレースを終えた圓井は、試合後嬉しいと喜びを見せた。
 接戦の110mHでは、西畑宏史(経3)が5位にはいる健闘を見せた。

・成田監督
 「関カレの始まる前と昨日までは、スタッフ全員心配していた。だけど、今日やっとポイントが上がって、ほっとした。伊藤の優勝も大きいし、大槻が初のタイトルを取ったことも、嬉しい驚き。この2人が出場したので、リレーも2位で当然。また1年生を起用できたので、来年にもつながると思う。長距離では、1年の圓井が6位を取るなんて、そこそこやると思ったけど、自己新も出してよくやったと思う。6月にある全日本駅伝の予選にもめどが立ってきたかな。終わってみれば去年と同じ6位。それなりに皆良くやった。今後は全日本の予選に向けて長距離の調整を始めたいと思う」

梶川洋平選手(経2)
 「今日は少し風邪気味で、関節が痛かったので、思うように記録が出なかった。3位以上を狙っていたのだけど・・・。でも、最近記録が安定してきているので入賞できた。どんなに悪くても、15m50は跳べるようになった。試合前はとにかく何もせず、体を休めることにしている。全日本インカレでは、上位入賞を目指したい。また、今年中に16m台を出したいと思っているし、絶対出ると思っているので、頑張りたい」

・黒田将由選手(社4)
 「(今日のレースを振り返って)前半は真ん中あたりで様子を伺っていました。圓井君が前に出たときも冷静に自分のペースで走りました。今日のレース内容は満足です。周りを引っ張ってい立場だし、とにかく結果を出したかったので良かったです。(箱根が終わってから最初の大きな大会でしたが)箱根が終わって、自分は怪我をしてたのでスタートが遅れたたが、だいぶ走れるようになってきた。(今後の抱負)長嶺さんを中心としてまずはみんなで全日本大学駅伝予選を通過することです。」

・大槻雄太選手(経4)
 「今日の狙いは勝つこと。調子はよくないので、タイムよりも勝つこと。ハードリングに関しては、決まった歩数のところをちゃんといけた。大きく崩れることなく走ることが出来た。(ペース配分は)最初からいきたかったが、調子が調子なのでよかったと思う。最後の直線に入ってからは、差がついていたので勝てるかなと思った。1位でゴールして、ほっとしました。今後の目標は日本選手権で49秒台のタイムを狙うこと。(リレーに関しては)早めに仕掛けました。(アンカーの伊藤選手にバトンを渡して)あとは400mで勝っているので任せました。東海大が層が厚い。やるからには勝ちたかった。今日のタイムを見ると勝てたかなと思う。」

圓井彰彦選手(社1)
 
「今日の結果は嬉しい。大学に入って初めての試合でした。昨日は緊張してなかなか眠れなかった。朝起きて、いけるかなと思った。練習は出来ていたが、1週間前は不調だった。(終盤3位にあがって)いけるかなと思ったが、苦しかった。及ばず、力尽きた。最後力んでしまった。自己ベストは出た。(大学と高校のレベルの差は)最後が速い。次の全日本駅伝の予選はみんなでがんばれるように。」

・伊藤友広(経3)
 「400mについて(目標は)優勝を狙って、自己ベストに近いタイムを出したいと思っていた。風邪をひいてしまい調子は悪かった。そんなに悪くないかと思ったかけど、やっぱり影響がでてしまった。予選では前半の入りが悪くて、コーチと決勝では調整しようと話していたんですが、スピードにのれませんでした。もうちょっと前半とばしても大丈夫だったと思った。レースとしては失敗。(優勝しましたがタイムについて納得度はどれくらいですか?)日本選手権に向けても45秒台が必要なので、45秒中盤出して来月につなげたかったので、納得はあまりいっていないです。
 リレーについて(4人の中で目標などは話されましたか?)とにかく東海大には勝ちたい!と、それを目指してました。(レース展開について)バトンをもらって、速攻で抜こうと思ってましたが、スタートしてから他の選手と体が衝突してしまったから、ストレートで抜こうと思ってました。疲れもあったんですが、とにかく二番は譲らず、いい順位でゴールしようと思いました。
(今後の抱負は)来月の日本選手権で、タイム45秒台を出すのを目標に、代表に選ばれるようがんばります。」

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
種目 成績 選手名 記録
200m

予選敗退

泉山雄太A 22'15
予選敗退 清水祐亮B 21'99
予選敗退 奥野裕嗣B 21'74
400mH 優勝 大槻雄太C 50'37
110mH 5位 西畑宏史B 14'25
5000m 3位 黒田将由C 14'05'93
6位 圓井彰彦@ 14'08'94
22位 長嶺貴裕C 14'39'63
円盤投げ 22位 岡本浩一A 37m23
4x400mR 2位 吉冨奥野大槻伊藤 3'08'40
三段跳び 2位 梶川洋平A 15m61
  菊地敬太C 14m82

 


 

 5月16日、横浜国際総合競技場で、第82回関東学生陸上対抗選手権大会が行われた。3000mSC予選には黒田将由(経4)、中矢章太(社3)、白田雄久(社2)の3選手が出場。黒田、中矢が見事予選を突破した。17日に決勝が行われる。

 一組目の黒田はスタートから先頭を走るも結局終盤ペースが落ち、予選通過ぎりぎりの五位でゴール。なんとか決勝へと駒を進めた形に見えた...。が、本人によると五位通過は計算どおり。つまり予選は予選と捉えていた。疲労を残さず、明日の決勝で力をだし優勝をしたいと語っていた。
 二組目には中矢、白田が出場。白田が序盤から果敢にとばし、二番手集団との差をかなり広げて先頭にたつ。一方中矢は集団についていくのが精一杯といった形。このまま白田が先頭でゴールにはいり、中矢は予選敗退かに見えた。だが、最終周に入ると、白田が一気に失速。後続集団のスパートに吸い込まれて結果七位。逆に中矢が次々に交わしていき二位で予選通過。中矢自身は楽に走れたと語っているあたり明日の決勝は期待ができそうだ。
 

*コメント*
黒田選手
調子はばっちしでした。予選は五位狙いで。スタート飛ばしていったのは自分のペースをつかむため。つかんだあとは五位、五 位と。決勝は力を出し切るだけです。自己ベスト更新、優勝を狙います。

中矢選手
しんどい予定でしたがかなり楽でした。きつそうに見えたかもしれませんがほんとに楽で、ラスト50mまで全然疲れてませんでした。決勝の目標は、一年の時に六位だったのでそれ以上を。あと黒田さんに勝ちたいです。今日の疲れをしっかりとって頑張りたいです。

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
    
種目 成績 選手名 記録
100m 準決勝敗退 奥野博嗣B 10:59
予選敗退 泉山雄太A 10:82
予選敗退 菅沢崇裕@ 10:86
400m 優勝 伊藤友広B 47:13
予選敗退 吉富隼@ 48:40
1500m 予選敗退 下田篤B 4:04:29
3000mSC 予選通過 中矢章太B 8:52:69
予選通過 黒田将由B 8:58:71
予選敗退 白田雄久A 9:02:43
10000m 16位 長嶺貴裕C 29:17:21
19位 中村洋輔C 29:32:30
28位 友広哲也@ 30:40:00

 


  
5月11日、国立霞ヶ丘陸上競技場で、第82回関東学生陸上対抗選手権大会が行われた。
ハーフマラソンに中村洋輔(社4)、秋山和稔(経2)、岡田拓也(経2)の3選手が出場。レースは序盤から山学大モカンバら3人が抜け出し、後続を引き離す展開に。中村は第4位集団の先頭に立ち、周回を重ねていた。しかし後半、集団の中に埋もれていく形になり、徐々に順位を落としていった。そのまま巻き返す場面も見られいまま、中村は11位でゴール。また秋山、岡田はともに、序盤は全体の真中あたりを走っていたが10キロを過ぎた後に岡田が遅れだし、そのまま後退していった。秋山は18位、岡田は32位でレースを終えた。  
全体的に調子が悪く、今ひとつに終わった法大の選手達。大会は来週、場所を横浜国際総合競技上に変え、競技が行われる。

*コメント*
成田監督
「よくなかったですね。中村は入賞してくれると計算してたけど…。 最後の失速の仕方がおかしかったので、体調が悪かったのでは。 岡田にも期待していたが、調子がよくなかったので仕方がない。 秋山は今回が初めての大きな大会だし、まずまずです。」

中村選手
「調子が悪かったのでしょうがないです。全然納得はしてないですけど。 調子は日体大記録会が終わった後から、疲れもあって落ちていきました。
目標は日本人トップ、最低でも入賞と考えてました。 12`過ぎまでは集団についていけたのですが…。 いい結果を残さなければというプレッシャーにも負けましたね。
来週の10000bに気持ちを切り替えます。 ハーフの疲れもあっていい結果は難しいかもしれませんが、気楽に走りたいです。」

秋山選手
「監督から先頭についていくように、ハーフは15キロからがキツイから、そこからが勝負だといわれ ていた。今日は、先頭のモカンバ選手の早いペースに対応できずにいたが、ばらけても誰かに付いて いこうと思っていた。 前半に脇腹が痛くなり、ペースを崩してしまったが、中盤から治って良いリズムでいけた。 ラスト一周が走ろうとしても足が動かなくて、力不足を感じた。粘りについては、まぁまぁ納得してるけ ど、試合を決めるラストには納得はいっていない。今後は、力、体力がないので夏までに体力作りをして 、秋に良い感じに持っていき、箱根で走れるよう頑張りたいです。」

岡田選手
「昨年のインカレは5千に出場したが最下位という結果を味わった。 今回は安定したところを見せたいと思っていた。前にハーフマラソンを走ったときに ベスト記録が出たので、20キロ以上に自信がもてるようになった。 今日の目標は8位以内。1週間前から体調が悪く、2,3日前に体調が戻ったばかり。スタート ラインにたってみると行けるのではないかと思ったが、実際走ってみると重い感じがした。前の 人についていき、どれだけ粘れるかと考えていた。今日の結果を振り返ってみて、粘りが足りない。 精神面が弱い。ペースについていけなかった。今後の目標は体調を良くし、自分の力を出し切ること」

*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)
種目 成績 選手名 記録
ハーフマラソン 11位 中村洋輔C 1:05:57
18位 秋山和稔A 1:06:47
32位 岡田拓也A 1:09:30
     


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