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10月18日に芦ノ湖で行われる箱根駅伝予選会。予選会にエントリーされた14選手(予選会までに12人に絞られる)に今の心境を尋ねました。 予選会から本戦にいけるのは9校。各大学12人の選手が走り、上位10人の合計タイムで争われる。法政は持ちタイムの平均では、2位と極めて通過に近い位置ある。しかし、今回のコースは坂の多さが特徴。平坦のタイムでは安心できない。選手が安心していては足元をすくわれる可能性もある。選手に坂のことを聞いてみたが、坂が苦手な選手も「みんな条件は同じなのでと負けられない」という声がほとんどだった。そして、全員が口を揃えて言っていたのが、「チーム10番以内に入ること」今のいいチーム状況では、選手達は他大を見る余裕がないようだ。このいいチーム状況なら予選通過は間違いない。 四年 長嶺貴裕主将(一万ベスト29:04.26) (調子は)まぁまぁです。90%くらい仕上がってます。(個人目標は)5番以内を目指してます。持ちタイムなどの実力を考えても5番以内に入らないといけないし、入らないとチーム自体も予選通過がきつくなるので。(チームの目標は)6番以内に入ることです。優勝などは狙っていませんがそこそこの結果はでると思います。(チームの雰囲気は)みんないい感じです。予選会が近づいてきたので盛り上がっています。いい雰囲気です。(坂の多さについて)チームでは苦手な奴はいますが、個人的には坂は嫌いじゃないので特に気にしていません。(距離が短くなることについて)アップダウンが多いのであまり変わらないと考えてます。(勝負所は)遊歩道に入るラスト4kmほどが勝負だと考えています。(去年の予選会時との心境に変化は?)キャプテンとしてみんなをもとめていかなければという気持ちが高いです。基本的には自由なチームなので、影でみんなを支えています。 中村洋輔(一万ベスト29:08.25) (調子は)普通。走ってみないとわからない。70%。(個人目標は)特にないです。チームに貢献できれば。(坂の多さ、距離短縮は)坂よりコースが狭いのが嫌です。このコースなら短くてよかったです。(勝負どころは)折り返してからの12km過ぎ。アップダウンが激しいので、そこで引き離したいです。(去年の予選時との心境の違い)去年の今頃は調子も体調ものらなかった。別にやる気がなかったわけではないんですけど。今年は反省をいかして、やるべきことはやってきた。チームに貢献したいです。 深津新太郎(一万ベスト29:49.0) (調子は)日体大の記録会で上がりきってしまった。だけど、今季は調子が悪いほうが、走れてたりするので心配はしてません。(個人目標は)チームの足をひっぱらないように。チームで10番以内、全体で100番以内。(坂の多さ、距離短縮は)気にしていないです。(勝負どころは)全体的に仕掛けられる所が多いので、ポイントはないです。(去年の予選時との心境の違い)去年はメンバーにも入れなかった。かやの外だった。けど、今年は自分の走りがチームに影響する。頑張っていきたい。 坂野清志(一万ベスト29:58.8) (調子は)悪くないです。(個人目標は)50番以内。(坂の多さ、距離の短さは)みんな同じです。だから、影響はないと思います。(勝負所は)後半の上りでいかに粘れるかです。(去年の予選会時との心境の違いは?)今年は四年で最後。悔いの残らない走りをしたいです。 栗原健一(一万ベスト30:21.4) (調子は)まぁまぁです。80%。(個人目標は)まだ、走れるかわからないですが、走ったらチーム10番以内。全体で70番以内。(坂の多さについて)坂は得意。持ちタイムはチームで一番悪いが、走れる準備はしている。コースが狭いし、混戦になると思うので転ばないように。距離とかは考えずにゴールにつくだけです。(勝負所は)最後の坂です。(去年の予選時と比べて、心境に違いは)去年と気持ちは変わらないです。今年は波乱が起こりそう。 三年 佐藤浩二(一万ベスト29:42.71) 杵淵 勉(一万ベスト29:52.1) 中矢章太(一万ベスト30:07.3) この3選手は ニ年 原田 誠(一万ベスト29:24.1) (調子は)普通です。走ってみないとわかりません。(個人目標)チームで6番以内です。(坂の多さについて)特に気にしていないです。(距離短縮)特に気にしてないですが、少し早めにいこうかなと。(勝負どころ)12km過ぎあたりです。(去年の予選会と比べて心境の違いは)去年が悪かったので、そのイメージがあり、怖いというのは多少あります。 岡田拓也(一万ベスト29:39.0) (調子は)普通です。(個人目標は)全体で25番以内に入りたいです。(坂の多さ、距離の短縮は)特に気にしてないです。みんな条件は同じ。得意不得意関係なく結果をだしたい。(勝負どころは)最後のラストの1.5km。そこまでにいかに体力を残せるか。(去年の予選時との心境の違い)去年はぎりぎりで走ることが決まり、緊張して頭の中が真っ白で走っていた。今年は自分がチームの突破のために走る気持ちです。 山口 航(一万ベスト29:41.3) (調子は)良くもなく、悪くもなく。練習はこなせてます。(個人目標)チーム10番以内。(坂の多さや距離について)上りが苦手なのでちょっと...。(勝負どころは)ラスト1.3kmあたりで勝負かけたい。(去年の予選会と比べて心境の違いは)去年は走れなくて悔しい思いをしているから、今年はチームに貢献できる走りをしたい。 秋山和稔(一万ベスト29:49.3) (調子は)あんまありよくないです。上がってきてはいるけど。(個人目標)50番以内。(坂の多さ、距離の短さは)コースの狭いのが嫌です。距離が短くなったのは調子が悪いので、うれしいです。(勝負どころは)全てが勝負どころ。いつもどおりに走れれば。(去年の予選時との心境の違い)去年は走れずに見てただけ。やってやろうと思う。 白田雄久(一万ベスト29:57.48) (調子は)長い間試合にでていないのでわからないです。(個人目標は)やるからにはトップで。自信はそこそこあります。(坂の多さは)箱根駅伝本戦にでるなら、山なのでリハーサルのつもりで。ここで上位に入らないといけないというプレッシャーがあります。今年の目標は、予選会を走って、箱根大会を走るのが目標なんで。(距離の短さは)坂があるので変わらないです。(勝負所)折り返してからの上り、下り。そこで削れてくるのでると思うので。いかに粘れるのかがポイント。(去年の予選会との心境の違いは)去年は、走れる状態ではなかった。実力的にも、体調的にも。夏合宿もちゃんとこなせたし自信もあります。 一年 平野祐市(一万ベスト30:13.4 ) (調子は)100%に近いです。(個人目標は)まだ、12人の中に入れるかわかりませんが、入ってとしたらチーム10番以内に入ってチームに貢献したいです。(坂について)夏合宿で、坂がきついとわかった。なんとか坂を乗り越えていきたい。(距離短縮は)坂があるので厳しいです。(勝負所)折り返してからの細い道からの坂だと思います。(1年生で初めての大きいですが)高校の時にインターハイにはでましたが、結果残してない。練習はできているので、なんとか走りたいです。 9月23日に横浜国際競技上で行われたスーパー陸上2003。世界の一流どころが集うこの舞台に、法大短距離エースの伊藤友広(経3)が400mに出場。46秒71のタイムで見事に優勝を果たした。伊藤本人は、タイムこそ46秒の壁を破れず納得いってないようが、社会人相手に競り勝ったことを素直に評価していた。次戦は、10月25日〜30日に行われる国体。悲願のアテネ五輪出場へ、46秒台の壁に挑む。 *コメント* 伊藤選手 「調整がうまくいったので、タイム(45秒台)を狙っていた。会場の雰囲気はよかったが、向かい風でタイムがでなかった。(直線で交わせる自信は?)ラストの直線入ったときにまだ余裕があったので、交わせるかなと思ってました。(夏の調整はうまくいったんですか?)試合がない分、走りこみができた。試合もちょこちょこあったが、練習の一環としてこなせた。最初のピークをこの大会にもってこようと思って、それができたので、調整はうまくやれたと思います。次の個人の大会は国体ですが、国体では去年も自己ベストを更新している。相性のいいレースなので、45秒台をねらっていきたいです。」 苅部コーチ
「小坂田(大阪ガス)に勝ったからよかったけど、タイムがねぇ。むかい風だったからね。調整はうまくいったと思うよ。(前期からの成長は)夏走りこみを十分にこなしたから、持久力がついた。安定感は前からあるので、持久力がついたのが成長かな。それと、勝負強くなった。今回も競り合いだったし、勝ったことがまた自信になるだろう。」
夏の合宿が終わってから最初の大会である日体大記録会が9月22日に行われた。夏の成長が問われるこの一戦で、多くの選手が自己記録を更新した。成田監督は選手達に、序盤は同じペースで走らせ、終盤にスピードを上げるように指示。言わば練習の一環として臨ませての好記録続出に、監督は驚きを隠せない様子だった。条件がよかったとはいえ、これでチームのムードが上がったのは確か。箱根駅伝予選会突破へ向け視界は良好だ。 成田監督 「(今大会の目的は)スピード練習の一環。終盤までは一緒に走り、ラストのスピードをつける練習です。(黒田、つむらいが欠場)軽いけがをしているので、走らせませんでした。ジョグはやっています。予選会はけがの状態を見て、走らせようかと。無理はさせません。(多くの選手が好タイムと知って)ちょっとできすぎかな。条件がよかったのだと思います。これで調子が落ちないといいですけど。本当に予選会はなにが起こるかわかりませんので。」
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