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ホーム準硬式野球ホーム 04’春リーグ戦

立大から勝ち点挙げ、優勝に大きく前進!

東京六大学秋季リーグ戦 VS 立大 2回戦
10月6日(水)立大富士見球場

法  大 10
立大
 

雨の影響で3日あき、さらに予定より30分遅れて開始されたこの日の試合。法大は初回、相手の四球や暴投で一死満塁の場面を作るも後が続かず好機を生かせない。しかし3回、1番・松浦が中前安打で出塁すると、3番・常永の右前適時打により先制点を挙げる。さらに4回、8番・笠井が中前安打で出塁、続く9番・中村が内野安打で好機を作ると、2番・西田の中前適時打、相手の四球や失策に4番・長井、6番・桃井の適時打など、この回打者一巡し一挙6点を挙げる。7点をリードした法大は7回にも猛攻を見せ、先頭打者の笠井の中前安打を筆頭に西田、常永の連続左前適時二塁打で2点を追加。先発投手の笠井は初回こそ三塁を踏ませたものの、それ以降全く相手を引き寄せず、4回から7回まで4イニングをすべて三人で打ち取り、7イニングで8奪三振の好投を見せる。法大は最終回に1点を許すも、大差をつけての快勝。16安打の攻めで立大から勝ち点を挙げた。勢いに乗っている立大に対し、地力の差を見せつけた法大。立大との天王山を2連勝で終え、優勝へ大きく前進した。最終戦の相手は、明大。今季の明大は勝ち点を落としているものの、油断はできない。法大は明大に昨季まで3季連続で勝ち点を落としている。勝ち点を取るために、先制点をとる、ミスをなくすといったことが大切になってくるであろう。しかし何より、いかなるときでも強い気持ちで攻めることが、明大を倒す大きな武器となる。その気持ちが、4季ぶりのリーグ王座に返り咲く姿を現実のものとしてくれるであろう。



◆ 試合後のコメント ◆
   

長井選手 ・・・  (雨で日にちがあいたが)全体練習はなく個人的に少しバットを振った。(4回の2点適時打)打ったのはスライダーで引っ掛けたけど抜けてくれてよかった。(ここまで振り返ってチーム全体の調子)全日で負けてモチベーションが下がってしまったがそこで原点に戻ることができた。野球は一生懸命に楽しくやらなくてはと。(ラストシーズンどんな気持ちで望んでいるか)今のチームがすごく好き。リーグ戦に勝って関東王座に繋げて少しでも長くみんなとやりたい。(残る明大戦に向けて)絶対勝ちにいきたい。


   

松浦選手 ・・・   (ピッチャーはこの夏かららしいが)ピッチャー自体今まで一度もやったことがなかった。ピッチャー陣がみんな肩を壊してピッチャーがいなくてコントロールが良いからということでやることになった。前からやってみたいと思っていたから言われたときは嬉しかった。(ここまで振り返ってチーム全体の調子)全日が終わったあと、4年は就活をしたりなどでこの秋に向けてチームみんなでまとまって練習ができなかった。個人でやることが多かったのでやっている人とやっていない人の差が出てしまっている。まだ完全に仕上がっていないと思う。(ラストシーズンどんな気持ちで望んでいるか)あとは全力でやる。それだけです。(残る明大戦に向けて)打って気持ちよく2連勝で終わりたい。


 


天王山初戦、主導権渡さず立大に先勝!

東京六大学秋季リーグ戦 VS立大 1回戦
10月2日(土)上柚木球場

           
立大
法  大 ×
 

立大との天王山。このカードで勝ち点を取ったほうが優勝へ大きく前進し、逆に勝ち点を落としたほうは崖っぷちに立たされる。法大は初回、1番・松浦が左前打で出塁し、2番・西田の犠打で二塁に進むと、3番・常永が左越え適時二塁打を放ち、理想的な形で先制点を挙げる。なおも好機に、6番・桃井、8番・吉井が適時打を放ち、打者一巡の猛攻で一挙4点を入れ、主導権を掴む。3回表に1点を返されるものの、その裏すぐに好機を作り、ここで7番・葛城が絶妙なスクイズを決め、相手の反撃ムードを断ち切る。6回も1点を返された直後の攻撃で、松浦が適時打を放つなど、打線が取られたあとすぐに取り返し、立大に流れを渡さない。投げては先発投手の吉井が、この大事な初戦で見事な完投勝利。法大が幸先良く先勝した。


 

◆ 試合後のコメント ◆
   

吉井選手 ・・・  (試合前のミーティング)この立教戦は大事な試合なので、バッティングはミートを心掛けること、あまり点は取れないと思うので、ピッチャーは1点の重さを感じるということを確認した。(チーム状態)エラーも少なく、しっかり守れている。バッティングもつながりが出てきている。(今日の試合心掛けたこと)あまり変化球のキレがよくなかったので、コントロールを重視して、打ち気にきたらかわすことを心掛けた。(それを含めた今日の出来)ヒットにしたボール、タイムリーにしたボールは甘かった。読まれて打たれたところもあり、無駄なヒットもあった。読まれないようにしたい。(完投について)疲れてもないので、完投できるようにピッチングした。(初回の打席に入る前、監督から一言あったが)ミートしてしっかりつなげるようにと言われた。(3打数2安打と打撃の調子)バッティングはあまり期待できない。それよりバントが決まってよかった。(攻撃陣が点を取られたあとにすぐに取り返したこと)チーム全体の調子がいいので、気持ち的に楽になれた。ピッチングでは、点を取ったあとは取られないように気をつけている。(全日本大会で得たもの)1点の重み。いくら球が走っていたり、キレがあったとしても、ちょっとしたことで流れが変わってしまう。流れは大きいということを感じた。(今季の個人的目標)チームでたくさん投げさせてもらい、使ってもらっている監督に感謝しながら、みんなに安心してもらえるような投球を目標にしている。そのためにも自覚を持って練習している。(次に向けて)今日打たれたのも失投だった。コントロールよく投げれば打たれないと思う。点をやらなかったら負けない。



大勝で、東大から勝ち点挙げる!

東京六大学秋季リーグ戦 VS 東大 2回戦
9月19日(日) 法大多摩球場

法  大 19
東大
 

2点を先行された法大は3回、一死一、三塁の好機で、4番・長井がきっちり犠飛を打ち、1点を返す。続く4回、相手投手の暴投であっさり同点に追いつくと、なおも好機に1番・西田が中前適時打を放ち逆転に成功、さらに敵失があり、この回計3点を入れて試合をひっくり返す。このあとも相手投手を攻めたて、7番・蓮井の3打席連続の適時打など、得点を重ねていく。終わってみれば19得点の大勝に終わり、東大から勝ち点を挙げた。しかしミスも多く、次の立大戦に向けて修正しておきたい。


 


集中打を見せ、東大に先勝!

東京六大学秋季リーグ戦 VS東大 1回戦
9月18日(土)立大富士見球場

           
東大
法  大
 

東大との対戦。法大は好機は作るものの、なかなか得点に結びつけることができない。中盤の5回まで両チーム無得点のまま試合が進んでいく。だが6回、法大が集中打を見せる。二者連続四球と相手投手の暴投で無死二、三塁の好機を作ると、5番・葛城が右翼へ2点適時二塁打を放ち、均衡を破る。6番・桃井も左前安打で続くと、敵失で1点を追加。なおも無死二、三塁と好機の場面で、8番・吉井が左越え2点適時二塁打を放ち、この回一挙に5点を入れ、勝利を引き寄せる。投げては先発の高橋、リリーフの吉井が、相手打線を無安打無得点に抑える完封で東大に先勝した。


 


投打がかみ合い、早大から勝ち点挙げる!

東京六大学秋季リーグ戦 VS 早大 2回戦
9月12日(日) 法大多摩球場

法  大
早大
 

法大は初回、2番・西田が四球で出塁すると、次の打者の初球にすかさず盗塁。さらに三盗を試みると、これが相手捕手の悪送球を誘い一気に生還、先制点を挙げる。その裏に逆転3点本塁打を打たれるも、今のチームに動揺は見られない。2点を追う法大は3回、安打で出塁した3番・布野を一塁に置き、打席に5番・葛城。初球、ヒットエンドラインのサイン。これを葛城は、遊撃手がベースカバーに入って広くなった三遊間をうまく破る、左前安打を放って好機を広げる。6番・蓮井もつないで満塁の場面を作ると、ここで7番・桃井が右中間へ走者一掃の適時二塁打を放ち逆転に成功。さらにこのあとスクイズも決まり、逆に2点をリードする。中盤はあと僅かなところで得点を挙げることができなかったものの、7回走者を1人置き、葛城が左翼線へ滞空時間の長い本塁打を放ちリードを広げる。さらにこのあとも9番・藤田がバスターを決め得点機を演出するなど、打線に勢い・つながりがあり得点を重ねていく。先発投手の吉井は立ち上がりこそ点を取られたものの、2回以降は相手打線を封じ込め、見事な完投勝利。早大に2連勝で、開幕から2カード連続で勝ち点を挙げた。チームの状態は慶大戦に比べると格段とよくなってきている。守備も2試合連続無失策と安定してきており、投打ががっちりかみ合っている。4季ぶりのリーグ王座奪還に向けて視界は良好だ。



◆ 試合後のコメント ◆
   

桃井選手 ・・・  (3回表の打席)1本出したい、1点は自分で取りたいと思っていた。外野の前に落とすことを狙っていた。(打撃の調子)前の試合まで4試合で1本しか打てず、本当に悪かった。やっとつかめてきた。これから打てるように努力していきたい。(捕手として)自分がキャッチャーだということを受け止めている。責任を持ってやっていきたい。(全日本大会で得たもの)全国大会は一発勝負なので、何が起こるか分からない。1点に泣いた。どんなチームでも気を抜かないことを改めて感じた。(今季の目標)これからもこの調子を維持して行けるよう、日々の練習をしっかりやっていきたい。キャッチャーは守備の要なので、責任を持ってやっていきたい。


 


投手戦制し、早大に先勝!

東京六大学秋季リーグ戦 VS早大 1回戦
9月11日(土)多摩一本杉球場

           
早大
法  大
 

 初回、法大は1番・松浦が内野安打で出塁すると、4番・常永の適時右前打により1点を先制する。全く相手を引き寄せずに迎えた3回、法大の先頭打者・布野が左前三塁打で出塁するも、4番・常永、5番・中村の痛烈な当たりは相手の好プレーで二発連続ライナーとなる。得点にこそならなかったが強力打線を見せつける。 しかしその後両者譲らない攻防が続き、4・5・6回は共に3人で攻撃が終わる。7回に早大は二者連続安打や四球を絡め二死満塁とするも後続が三振に倒れ無得点。そして8回、それまで投げていた先発・笠井に代わり吉井がマウンドに上がり、好投を見せ2イニングとも三者凡退に抑え試合終了。この試合、初回の1点が勝敗を分ける結果となった。


 


連勝で、辛くも慶大から勝ち点挙げる!

東京六大学秋季リーグ戦 VS 慶大 4回戦
9月1日(水) 法大多摩球場

法  大
慶大
 

 法大は2回、この回先頭打者の4番・常永が四球で出塁すると、5番・赤嶺が一球で犠打を決め、得点圏に走者を進める。この好機に7番・葛城が左中間へ先制の適時二塁打を放つ。先発投手の吉井は、危なげのない投球で慶大打線を打ち取っていく。追加点が欲しい法大は5回、葛城がこの試合2本目となる安打で出塁すると、8番・吉井がきっちり犠打を決め好機を作る。この場面で、ここまで打撃の調子が落ちていた桃井に一本が出て、貴重な追加点が入る。投手陣も吉井、松浦、笠井とつなぎ、9回を被安打2に抑え、見事な完封勝利。対戦成績を2勝1敗1分けとし、慶大から辛くも勝ち点を挙げた。苦しんだ開幕カードだった。なぜここまでに苦戦を強いられたのか。それは失策の数に表れている。この4試合で失策が10と守りに安定感を欠いている。次の早大戦に向けては、まず守備の立て直しが必要となってくる。


 


投打に圧倒して、リーグ戦初白星!

東京六大学秋季リーグ戦 VS 慶大 3回戦
8月31日(火) 法大多摩球場

法  大
慶大
 

 今は内容より、勝利という結果が欲しい法大。初回、1番・中村が右中間を破る三塁打で早くも好機を作る。二死となるものの、4番・常永が右前へ適時打を放ち、先制点を挙げる。2回にも二死一、三塁の場面で、前の打席で好機を作った中村が、今度は右越え適時三塁打を放ち、2点を追加する。4回にも2番・西田、3番・布野の連続適時打などで中押しとなる3点を追加する。前日は中盤以降、得点を挙げることができなかった法大だったが、7・8回にそれぞれ1点ずつ、駄目押し点を加える。投げては先発の笠井が6回を投げ、全てのイニングで先頭打者を打ち取る投球を見せ得点を許さない。笠井のあとを、松浦、高橋とつなぎ、相手打線を0点に抑える完封勝利で、今季初勝利。ここまで公式戦5試合連続で勝ち星から遠ざかっていただけに、この勝利でこれまでの流れを変えていきたい。


 

◆ 試合後のコメント ◆
   

大本主将 ・・・  (現在のチーム状態)全日が終わって、全日で優勝することを目標にやってきたから、最初は目標を見失いかけていた。ここ数試合苦戦が続いていたが、今日は理想的な勝ち方ができた。これから徐々によくなっていくと思う。(理想的な勝ち方)序盤・中盤・終盤と、試合を通して集中力を切らさず、投手を中心とした守りの野球で無失点に抑える。攻撃では先頭バッターが出塁して、次の打者が送り、得点を挙げる。そういった形ができてきた。(全日本大会の敗戦)今季完封負けは1試合もなかった。雰囲気、試合前のバッティングはよかった。気負いではないが、気持ちが空回りしすぎて、普段の野球ができなかった。(切り替えが難しかったと思われるが)もう来年のことを見据えないといけない。2004年度ではあるが、3年生以下がチームの主体となって、今から来年の春(全日本大会での優勝)に向けて目標を持ってやっている。切り替えはできている。(ラストシーズン)試合に出たいという気持ちはあるが、チーム全体のことを考えて、4年間やってきたものと、この1年で4年生が作り出したものを下に伝えて、優勝してもらい来年につなげてほしい。



序盤大きくリードするも、追いつかれ引き分けに

東京六大学秋季リーグ戦 VS 慶大 2回戦
8月30日(月) 法大多摩球場

     
10
法  大
慶大
 

 前日、9回に追いつきながら延長で敗れただけに、早く流れを掴みたいところ。先制したのは法大だった。2回、6番・松浦が左翼線へ二塁打を放つと、7番・葛城の適時三塁打、8番・吉井のスクイズで、2点を先制する。3回に5番・布野の適時打、4回にも2番・西田の2点適時二塁打と大きく差を広げ、流れを掴んでいた法大。しかし自ら、その流れを失うことになる。4回に失策をきっかけに1点、5回にも失策が絡み2点を返される。徐々に追い詰められていく法大。そして7回、ついに同点にされてしまう。打線も5回以降は淡白な攻撃を繰り返し、勝ち越すことができない。試合は同点のまま、10回リーグ戦規定上引き分けとなり、法大にとっては何とか引き分けにしたかんじとなった。公式戦4連敗中、また新チームということもあるのか、今はリズムが悪く、法大本来の強さが見られない。力は持ってるいるだけに、このリズムを変えられるのは、内容より結果、今は勝利以外のなにものでもない。


 


延長11回の戦いは、黒星スタート

東京六大学秋季リーグ戦 VS慶大 1回戦
8月28日(土) 早大東伏見球場

           
10 11
慶大
法  大
 

 全日本大会が終わってから、約2週間−。早くも戦いは新たなるステージである、秋季リーグ戦へと舞台を移す。全日本大会での優勝を目標に掲げている法大にとって、その道程の出発点になるのがこの秋季リーグ戦であり、チームは3年生以下のメンバーが主体となる。そんな新たなスタートを切った法大は2回、制球の定まらない相手投手から二者連続四球を選び好機を作ると、内野ゴロの間に1点を先制する。3回一死満塁と追加点を揚げる好機を逃すと、4回、失策で1点を入れられ同点とされてしまう。そして6回、この回2失策で逆転を許す。打線のほうも相手投手の前に3回以降0を重ねてゆく。重い空気が漂ったまま、試合は9回裏の法大の攻撃。先頭打者・代打の笠井が中前安打、そして葛城の犠打で得点圏まで走者を進めると、代打・松浦が左翼線へ起死回生の適時二塁打で同点に追いつく。勢いづく法大は、なおも四球と安打で一死満塁の場面を作る。しかしあと一本が出ず、絶好のサヨナラの機会を逸してしまう。試合は延長戦に入り、10回お互いに好機を作るも、得点に結びつけることができない。そして11回、失策からピンチを招くと、3番打者に3点本塁打を打たれてしまう。結局その裏の攻撃を抑えられ、リーグ戦黒星スタート。しかしそれ以上に、この試合失策が5つと後味の悪い試合となってしまった。


 


 

2004年度秋季リーグ戦日程

          
試合日対戦チーム時間会場
8月28日(土)慶 大14:00 早大東伏見球場
8月29日(日)慶 大10:00法大多摩球場
9月11日(土)早 大13:00多摩一本杉球場
9月12日(日)早 大10:00法大多摩球場
9月18日(土)東 大13:00立大富士見球場
9月19日(日)東 大10:00法大多摩球場
10月2日(土)立 大13:00上柚木球場
10月3日(日)立 大10:00早大東伏見球場
10月16日(土)明 大13:00法大多摩球場
10月17日(日)明 大13:00法大多摩球場


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